Page 1862 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【読み物】彼の名はウォルター アダムのママ 22/10/30(日) 10:36 ┣Re:【読み物】彼の名はウォルター しほ 22/10/30(日) 18:04 ┃ ┗Re:【読み物】彼の名はウォルター アダムのママ 22/10/30(日) 18:40 ┃ ┗Re:【読み物】彼の名はウォルター おちゃわん 22/10/31(月) 7:58 ┃ ┗Re:【読み物】彼の名はウォルター アダムのママ 22/11/1(火) 10:00 ┗Re:【読み物】彼の名はウォルター Incisor (WYN-2016) 22/11/2(水) 15:46 ┗Re:【読み物】彼の名はウォルター アダムのママ 22/11/4(金) 9:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【読み物】彼の名はウォルター ■名前 : アダムのママ ■日付 : 22/10/30(日) 10:36 -------------------------------------------------------------------------
==================================== 『彼の名はウォルター』 エミリー・ロッダ 作、さくま ゆみこ 訳 あすなろ書房、2022年1月 ==================================== 歴史ある田舎町へ遠足に行く途中で4人の生徒と教師が乗っていたミニバスが故障し立ち往生。 嵐が近づいているため、不気味な洋館で迎えを待つが、なかなか来ずに一同は不安になる。 そんななか、主人公がキッチンにあった机の中から美しい手書きの本を見つける。 絵や物語に異常なほどに惹きつけられ使命感のようなものを感じながら読み進めると。。。 オーストラリア児童図書賞を受賞されている作家さんなので面白そうと思い借りてきました。 まったく予備知識なしに読み始めましたが先が気になって止まらなくなり、ほぼ1日で読了して目がしょぼしょぼしています。 少しホラーっぽいけれど怖いのが苦手は私でも先が気になって夢中になりました。 最初はバラバラだった生徒と教師の5人が作中作を通して一丸となり成長する姿が丁寧に描写されていて、読み応えのある作品です! |
アダムのママさん わたしもつい最近読み終わったところです〜。 作中作がかなりのボリューム(というか、メイン?)でしたね。 エミリー・ロッダは『デルトラ・クエスト』が好きだったのですが、 ファンタジーでない作品は初めてで新鮮でした。 >少しホラーっぽいけれど怖いのが苦手は私でも先が気になって夢中になりました。 わたしもホラーは苦手なのですが、なんとか大丈夫でした。 子どもたちの怖がりよう(とくにタラ)がいちばん怖かったかも……。 本の絵を想像しながら読みました。 >最初はバラバラだった生徒と教師の5人が作中作を通して一丸となり成長する姿が丁寧に描写されていて、読み応えのある作品です! 物語からの、それぞれの影響の受け方(受けなさ方?)が違うのも面白かったですね。 それぞれに活躍する場面があってよかったです。 最後の種明かし?にもびっくりしました! しほ |
▼しほさん: うれしい!しほさんも読まれたんですね。 >子どもたちの怖がりよう(とくにタラ)がいちばん怖かったかも……。 そうなんですよね。タラが怖がるとこっちまで怖くなってくる。。。 >本の絵を想像しながら読みました。 私もです。本の絵が見たくてたまらなくなりました。 >最後の種明かし?にもびっくりしました! 本当にびっくり!最後は読むスピードがどんどん加速していきました! |
アダムのママさん、しほさん 私も読みました〜。 お二人とも凄いですね。 私は怖くて怖くて、なかなか読み進められませんでした。 ホラーは苦手。 ものすごい雰囲気のある物語でしたね。 小鳥のエピソードが悲しくて、優しくて、なんともはや。 とんでもない二重構造の、おまけに中の方が濃い(恋?)物語。 おちゃわん |
▼おちゃわんさん: おはようございます。 >私は怖くて怖くて、なかなか読み進められませんでした。 >ホラーは苦手。 私も普段はホラーとか怖いシーンがある本は苦手なので避けてしまうのですが、不思議とこの本は大丈夫でした。 >とんでもない二重構造の、おまけに中の方が濃い(恋?)物語。 作中作がほぼメインのようでしたね。もっと古い時代のお話かと思ったら、「その時代!」とびっくりでした。でも、言われてみればぴったりかと思ったり。。。 挿絵がないのが残念な気もしますが、ないからこそ想像をかきたてられて良かったのかもしれませんね。 |
アダムのママさん、しほさん、おちゃわんさん、こんにちは。 アダムのママさん、ご紹介ありがとうございます。 私も読みました。 こんなにも震えながら読んだ本は初めてです。ラスト数章は鳥肌が立ちっぱなしでした。 4人の子どもたちは、性格も個性もバラバラだけど、はじめから選ばれて、連れてこられたのだと思うのです。そう思いながらまた震えがきてしまいました(笑) おとぎ話だと思っていた話から立ち上ってくる、人間の本質に目をみひらかされる思いがしました。人間のさまざまな情に翻弄された真実がついに明らかになるとき、震えが止まりませんでした。 Incisor (WYN-2016) |
▼Incisor (WYN-2016)さん: >4人の子どもたちは、性格も個性もバラバラだけど、はじめから選ばれて、連れてこられたのだと思うのです。そう思いながらまた震えがきてしまいました(笑) そういえば故障したミニバンに残された生徒は、それぞれに理由は異なるけれど、そう捉えることができますね!霊感の強い子は故障する直前に鼻血が出てしまい、コンピューターに強い子は先生に指名され。。。主人公が目立ちたくなかったのに自ら残ることにしたのも例の本に呼ばれたのかも。 >ラスト数章は鳥肌が立ちっぱなしでした。 分かります! 「え!え!」と思いながらページをめくるたびに、どんどん作品の世界に引き込まれました。 やっぱり、わたしが書き込むまでもなく、みなさん読まれてたんですね(^▽^)/ |