Page 1836 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【読み物】『ブラックホールの飼い方』 キジトラ(WYN-1060) 21/10/29(金) 12:25 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【読み物】『ブラックホールの飼い方』 ■名前 : キジトラ(WYN-1060) ■日付 : 21/10/29(金) 12:25 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。 タイトルとかわいい表紙画に魅かれて読みました。(今年のやまねこ賞の対象です!) ===================================== 『ブラックホールの飼い方』 ミシェル・クエヴァス 作、杉田七重 訳 小学館 2020.10 "The Care and Feeding of a Pet Black Hole" by Michelle Cuevas, 2017 ===================================== 大好きなパパを亡くした主人公のステラ(11歳)は、ある日、道端の段ボール箱にいたブラックホールを拾う。 つぶらな瞳で見つめてくるブラックホールは甘えたがっているようだけど、吸い込まれてしまうから、触ることはできない。 でも、ブラックホールが部屋にいるのはけっこう便利。ステラは、いらないものを次々と放り込んでいく――。 思い出をなくしてしまえば、悲しくならない。そう思って、ブラックホールに食べさせたのは、パパとの思い出がつまった岩石研磨機、化学実験セット、標本箱、そして架空の天体模型。 だが、思わぬ展開でステラ自身がブラックホールに入ることに! まず、ブラックホールがかわいいペットになるという発想に驚いた。 深い悲しみがテーマとなる作品だが、ユーモアたっぷりで一気読み! 後半、ブラックホールの中で出会うものたちもいい味を出しています。 キジトラ |