Page 1837 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】ミシシッピ冒険記 おちゃわん 21/9/20(月) 17:08 ┗Re:【新刊読み物】ミシシッピ冒険記 いけだ 21/10/4(月) 23:20 ┗Re:【新刊読み物】ミシシッピ冒険記 キジトラ(WYN-1060) 21/10/6(水) 16:39 ┗Re:【新刊読み物】ミシシッピ冒険記 おちゃわん 21/10/7(木) 7:46 ┗Re:【新刊読み物】ミシシッピ冒険記 ナウシカ 21/11/2(火) 11:59 ┗Re:【新刊読み物】ミシシッピ冒険記 おちゃわん 21/11/3(水) 16:43 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】ミシシッピ冒険記 ■名前 : おちゃわん ■日付 : 21/9/20(月) 17:08 -------------------------------------------------------------------------
みなさま 展開が早く、次々起こる事件に頁をめくる手が止まりません。 一気に読み終わった一冊です。 『ミシシッピ冒険記』 ダヴィデ・モロジノット 著 中村智子 訳 岩崎書店 2021.7 古き良き時代のノスタルジックな雰囲気満載。謎解きと冒険とスリルと勇気。 4人の子供それぞれの語りによる四章だてで語られます。 次々と現れる怪しげな人物。イタリア作家による米国舞台の冒険譚。 副題は「ぼくらが3ドルで大金持ちになったわけ」 さて題名通り、彼らは無事大金を手に入れることができるのか。 ミシシッピ川を遡り、シカゴへと向かう旅は続く。 おちゃわん(最後の章はむしろ大人へのおまけ。グッときます) |
おちゃわんさん、みなさま こんにちは。 私も『ミシシッピ冒険記』、読みました。 タイトルから予想していた通り、ハラハラドキドキの冒険の連続でしたね。特に私は、子どもたちがだれかと出会うたびにこれは善人なのか悪人なのか、4人がだまされてしまうのではないか? というドキドキでいっぱいでした。 章によって語り手が変わることで、登場人物に対する印象がガラリと変化していくのが面白いなと思いました。特に3章のジュリーの語りでは、予想以上に「女性」の一面が見られて驚きました。 最後の章もですが、時代背景など知っている大人はより深く考えさせられる気がします(特にティトに関する部分)。 いけだ |
おちゃわんさん、いけださん、こんにちは。 わたしも先日読み終えました! この本、イタリア・アンデルセン賞を受賞しているのですね〜 19世紀から20世紀に変わる時代、船や鉄道の旅にわくわくします。 時計や新聞がミステリーを解く小道具になっているのもクラシックでいいなと思いました。 >章によって語り手が変わることで、登場人物に対する印象がガラリと変化していくのが面白いなと思いました。特に3章のジュリーの語りでは、予想以上に「女性」の一面が見られて驚きました。 各章の語り手が変わることで、4人の内面が見えて引き込まれますね。 つらい目にあったジュリーが、男の子たちに真実を告げず、「女の子っていうのは、いつだって楽ちんなんだ!」と言われてほほ笑む場面、胸が痛みました。 >最後の章もですが、時代背景など知っている大人はより深く考えさせられる気がします(特にティトに関する部分)。 黒人や女性への差別があからさまに描かれて、現代の読者に多くを考えさせる舞台設定ですね。 最終章、グッときました。>おちゃわんさん キジトラ(WYN-1060) |
キジトラさん、いけださん ありがとうございます! >時計や新聞がミステリーを解く小道具になっているのもクラシックでいいなと思いました。 「ヒューゴの不思議な発明」やリチャード・ペックのシカゴシリーズを思い出しました。私も彼らが出会う人物が善人か悪人かドキドキしました。>いけださん >>章によって語り手が変わることで、登場人物に対する印象がガラリと変化していくのが面白いなと思いました。特に3章のジュリーの語りでは、予想以上に「女性」の一面が見られて驚きました。 そうですね! 自身によって語られることで、相手が描く姿と全く違ってくるのがとても意外性があり、驚きでもあり、面白かったです。 >つらい目にあったジュリーが、男の子たちに真実を告げず、「女の子っていうのは、いつだって楽ちんなんだ!」と言われてほほ笑む場面、胸が痛みました。 本当に! >最終章、グッときました。>おちゃわんさん この前の章までなら、少年少女冒険談って言ってしまえるかもしれませんが、この最後の章があることで、人生訓にもなってるのがミソですよね。 おちゃわん |
おちゃわんさん、キジトラさん、いけださん こんにちは。おちゃわんさん、ご紹介ありがとうございました。 たった今読み終わり、興奮冷めやらぬ状態です。 童心にかえってドキドキ、ページをめくる手が止まらなかったです。 私は、4人が会う人はどれもきっと悪い人にちがいないと疑ってしまいハラハラでした。 適度にわかりやすい伏線もはってあって、きっと子どもは自分の推測があっていると嬉しくなるんでしょうね。かと思うと、あっと驚く展開もあったりして、その匙加減がうまいなあとうなりました。 精緻なイラストにも目を奪われました。とくにカタログ! これ、一日見ててもあきないかも。ほ、ほしい! ナウシカ |
ナウシカさん ありがとうございます。 >童心にかえってドキドキ、ページをめくる手が止まらなかったです。 良かったです! >精緻なイラストにも目を奪われました。とくにカタログ! これ、一日見ててもあきないかも。ほ、ほしい! 上手いですよね。 この時代の人々にとっては、手の中にデパートがある感じだったのでしょうね。 どんなにワクワクしたことでしょう。 おちゃわん |