Page 1822 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【読み物】笑いを売った少年 ぴぐもん 21/4/13(火) 16:27 ┣Re:【読み物】笑いを売った少年 まなみ(WYN-1063) 21/4/16(金) 0:22 ┃ ┗Re:【読み物】笑いを売った少年 ぴぐもん 21/4/16(金) 12:49 ┃ ┗Re:【読み物】笑いを売った少年 まなみ(WYN-1063) 21/4/18(日) 2:08 ┗Re:【読み物】笑いを売った少年 おちゃわん 21/5/16(日) 14:18 ┗Re:【読み物】笑いを売った少年 ぴぐもん 21/5/16(日) 18:11 ┗Re:【読み物】笑いを売った少年 おちゃわん 21/5/18(火) 8:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【読み物】笑いを売った少年 ■名前 : ぴぐもん ■日付 : 21/4/13(火) 16:27 -------------------------------------------------------------------------
皆さまはじめまして。 今月から入会したぴぐもんと申します。 シリーズものを読んだり、なにか括りを作ってそれを全部読む…なんていう事を時々やっております。 今年の目標は国際アンデルセン賞受賞作家の作品を1人につき1冊以上読むことです。実はここのサイトもアンデルセン賞について調べているうちに辿り着きました。 これまで、以下の作品を読んできました。 イエラ・レップマン『子どもの本は世界の架け橋』 エリナー・ファージョン『ムギと王さま』 アストリッド・リンドグレーン『さすらいの孤児ラスムス』 エーリヒ・ケストナー『わたしが子どもだったころ』 マインダート・ディヤング『コウノトリと六人の子どもたち』 ルネ・ギヨ『ぞうの王子サマ』 トーベ・ヤンソン『少女ソフィアの夏』 そして昨日ジェイムス・クリュスの『笑いを売った少年』を読み終わりました。 タイトルだけ見たらコメディアンになった少年のお話かと思いましたが…全然違いました、 謎の紳士から笑いと引き換えにどんな賭にも勝てる力を取引した少年の話で、どことなくゲーテのファウストを連想してしまいます。次がどうなるのか展開が読めなくて、ハラハラさせられました。 このクリュスという人、ドイツではエンデ、ケストナーと並んで三大児童文学作家と言われているそうですが…知りませんでした。 こんな面白い話を何故日本ではマイナーなのでしょうね? 子どもが競馬で賭ける場面や大人と一緒にワインを飲む場面などがあるからでしょうか? この主人公のティムのような逞しさは大人も見習いた所だと思うのですが… |
ぴぐもんさん 早速読書室にも書き込みをありがとうございます。 >シリーズものを読んだり、なにか括りを作ってそれを全部読む…なんていう事を時々やっております。 わあ、いいですね! やまねこでも以前、読破マラソンが度々行われていたようです。ニューベリー賞とか、ファンタジー作品読破マラソンとか。また企画するのも楽しそうですね。 昨年は、1冊の原書をみんなでじっくり読んでみるという勉強会もありましたよ。その後、シノプシスにまとめるところまでやりました。 >今年の目標は国際アンデルセン賞受賞作家の作品を1人につき1冊以上読むことです。実はここのサイトもアンデルセン賞について調べているうちに辿り着きました。 あげてくださったタイトル、すべて未読です。お恥ずかしい…… 特に良かった作品はありますか? 読んでみたいです♪ >そして昨日ジェイムス・クリュスの『笑いを売った少年』を読み終わりました。 >このクリュスという人、ドイツではエンデ、ケストナーと並んで三大児童文学作家と言われているそうですが…知りませんでした。 エンデが大好きなので、これは気になる! 素敵な作品をご紹介くださり、ありがとうございます。ドイツだと、ラルフ・イーザウも大好きです。 最近最寄りの図書館のネットの調子が悪いのか、オンライン予約ができなくなってしまったので、借りに行けたら早速読んでみます。楽しみです^^ まなみ(WYN-1063) |
まなみさん レスありがとうございます(^^) >特に良かった作品はありますか? 読んでみたいです♪ 『ぞうの王子サマ』以外はどれも良かったです。 トーベ・ヤンソンはムーミンは一通り読んでいたので、彼女の自伝的作品『少女ソフィアの夏』を読んでみました。 小さな島で夏を過ごす、母を亡くしたばかりの少女と父と祖母、3人の暮らしが描かれています。このおばあちゃんのキャラがなんとも良くて…今の所一番好きです。梨木香歩の小説が好きな人にはいいと思います。あと、ムーミンのムードも少し備わってました。 >エンデが大好きなので、これは気になる! >素敵な作品をご紹介くださり、ありがとうございます。ドイツだと、ラルフ・イーザウも大好きです。 実はあんなに有名なエンデ、未読です。ご紹介いただいた作品もチェックしてみますね。 ぴぐもん |
ぴぐもんさん 早速にありがとうございます! >『ぞうの王子サマ』以外はどれも良かったです。 そうなのですね。おいおい、少しずつ読んでみたいです♪ >トーベ・ヤンソンはムーミンは一通り読んでいたので、彼女の自伝的作品『少女ソフィアの夏』を読んでみました。 >小さな島で夏を過ごす、母を亡くしたばかりの少女と父と祖母、3人の暮らしが描かれています。このおばあちゃんのキャラがなんとも良くて…今の所一番好きです。梨木香歩の小説が好きな人にはいいと思います。あと、ムーミンのムードも少し備わってました。 なんと! 梨木香歩は大好きな作家さんです。これは読まなくてはですね! 情報ありがとうございます。 >実はあんなに有名なエンデ、未読です。ご紹介いただいた作品もチェックしてみますね。 エンデは『モモ』もいいですが、やっぱり『はてしない物語』が好きです。 ぴぐもんさんのおかげで読みたい本リストが更新されました。ありがとうございました^^ まなみ(WYN-1063) |
ぴぐもんさん こんにちは! おちゃわんと申します。 >ジェイムス・クリュスの『笑いを売った少年』を読み終わりました。 面白そうなお話を発掘してくださってありがとうございます。 早速、マイ図書館で見つけてきて、読みました! お話の何日目かで、解決策を思いつき、だれかに言いたくてたまらなくなりました。 私のは本編とは少しだけ違っていて、誰にでもその賭けを持ちかけられるというものです。だけど、本当にうまくいくかしら。言いたくてたまりませんが、言うとネタばれになってしまうので、言えません。 読んでるうちに、こちらも主人公同様、顔が引きつって笑えない雰囲気に感染し なんだか気分が落ち込みました。読み終わってほっとしてます。 どうやらあちらでは続編が出ているようですね。 続編を望む読者の気持ち、わかります。 >今年の目標は国際アンデルセン賞受賞作家の作品を1人につき1冊以上読むことです。 私も作品をチェックしてみました。 マクドナルドの『かるいお姫さま』 これも皮肉がきいていて面白いです。 この中にある「昼の少年と夜の少女」もすごい話でした。 >アストリッド・リンドグレーン『さすらいの孤児ラスムス』 今、こちらを読んでいます。これもまた、最初からぐいぐい読ませる内容で さすがリンドグレーン!と感心しつつ読んでます。 おちゃわん |
▼おちゃわんさん: 返信ありがとうございます。しかも読んでいただいて嬉しいです。 >お話の何日目かで、解決策を思いつき、だれかに言いたくてたまらなくなりました。 >私のは本編とは少しだけ違っていて、誰にでもその賭けを持ちかけられるというものです。だけど、本当にうまくいくかしら。言いたくてたまりませんが、言うとネタばれになってしまうので、言えません。 凄い❗解決策が思い付くなんて!! 私はぼーっと読んでました(笑) >マクドナルドの『かるいお姫さま』 これも皮肉がきいていて面白いです。 >この中にある「昼の少年と夜の少女」もすごい話でした。 皮肉なお話、結構好きです。読みたいリスト入れました。 >アストリッド・リンドグレーン『さすらいの孤児ラスムス』 >今、こちらを読んでいます。これもまた、最初からぐいぐい読ませる内容で >さすがリンドグレーン!と感心しつつ読んでます。 リンドグレーンの話は悪い人があまり出て来ないので、安心して読めますね。 泥棒ですらなんだか味があって憎みきれない。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ぴぐもん |
ぴぐもんさん ありがとうございます。 アストリッド・リンドグレーン『さすらいの孤児ラスムス』読み終わりました。 最後は胸がキュンとなります。一ひねりある結末でした。 >リンドグレーンの話は悪い人があまり出て来ないので、安心して読めますね。 >泥棒ですらなんだか味があって憎みきれない。 そうですね。 今回も少年大活躍。彼のドキドキも寂しさも伝わってきて切ないです。 古き良き時代の西部劇みたいなお話でした。 おちゃわん |