Page 1821 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【絵本】"Who's Your Real Mum?" "My Shadow is Pink" はるはな 21/5/5(水) 19:09 ┗Re:【絵本】"Who's Your Real Mum?" "My Shadow is Pink" ぴぐもん 21/5/11(火) 8:23 ┣Re:【絵本】"Who's Your Real Mum?" "My Shadow is Pink" はるはな 21/5/11(火) 19:31 ┗Re:【絵本】"Who's Your Real Mum?" "My Shadow is Pink" shoko 21/5/11(火) 19:46 ┗Re:【絵本】"Who's Your Real Mum?" "My Shadow is Pink" はるはな 21/5/14(金) 19:13 ┗Re:【絵本】"Who's Your Real Mum?" "My Shadow is Pink" ぴぐもん 21/5/15(土) 18:22 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【絵本】"Who's Your Real Mum?" "My Shadow is Pink" ■名前 : はるはな ■日付 : 21/5/5(水) 19:09 -------------------------------------------------------------------------
みなさん、こんにちは。 ローカル図書館(シドニー)で見つけた絵本をご紹介します。 "Who's Your Real Mum?" by Bernadette Green ill. Anna Zobel Scribble Kids' Books ISBN: 9781925849493 今年のオーストラリア児童図書賞 Early Childhood部門候補作です。 エルヴィには、ママが二人います。 「どっちがほんとのママなの?」と何度も聞く友だちに、 想像力豊かなエルヴィは、いろいろな面白いヒントを出していきます。 子どもっぽすぎない、洗練された雰囲気が好きです。 山吹色から枯れ葉色のやさしい茶系と、ブルーのグラデーションで場面が描き分けられているところも素敵です。 "My Shadow is Pink" by Scott Stuart ISBN: 978-0648728757 表紙には、はにかんだ表情がかわいらしい男の子の姿。彼の後ろにはピンク色の影がのびています。 男の子のお父さんは、大きくて「男らし」くて、影がブルー。お父さんは、プリンセスやポニーが好きな息子のことが気がかりです。 そして、男の子がキンディー(小学校に上がる前の学年で義務教育の一年目) に入学する日がやってきました…。 ポップで楽しい絵柄とタイトルが目を引きました。 「好きなキャラクターは(フローズン)のエルサ」だと言って、幼稚園の友だちにからかわれた息子さんの経験をもとに生まれた作品だそうで、父親の目線を強く感じます。 自分の子どもに読み聞かせていたころ(15年ほど前)には見かけなかったテーマの絵本で、時代の流れを感じました。 子どもも大人も、一人一人にそれぞれの「普通」があることを、素敵な絵とともに読者に伝えています。 はるはな |
こんにちは。 本当にこういう本、増えましたね。 これまで主張できなかった人達が自分の嗜好を言えるようになったって事でしょう。 でも、頭でわかっていても受け入れる事が難しい人がいるのも事実です。 先日テレビで何処かの高校の制服いずれもズボンでもスカートでもよくなったニュースが流れていました。その中で1人だけスカートを履いていた男の子がインタビューに応えていました。 それを見たうちの夫が 「気持ち悪い」 と一言。でも、うちの夫は差別するような人ではないし、特に古臭い考え方の人でもないのです。 育ってきた環境「当たり前」と思ってきた事と異なる状況受け入れ難く思う感覚がどこか残っている…難しい問題だと思いました。 |
ぴぐもんさん はじめまして、ですね。 レス、ありがとうございます > >育ってきた環境「当たり前」と思ってきた事と異なる状況受け入れ難く思う感覚がどこか残っている…難しい問題だと思いました。 何事も、新しいこと、ものに慣れるのには時間が必要というのはあるかもしれませんね。 約100年前まで、女性はドレスで足をすっぽりと隠して足首を見せることさえなかったとか。今や、スカートあり、パンツあり。そう考えると、もしかしたら100年後、男子がスカートをはいていることがおかしくない世の中になっているかもしれません…。 はるはな (WYN−1047) |
▼ぴぐもんさん、はるはなさん 興味深い本のご紹介、ありがとうございます。 >本当にこういう本、増えましたね。 残念ながら、日本よりも外国のほうが一足先に多様性をみとめようという方向へいっているので、案外子どもの本、邦訳がでてきていますよね。 >でも、頭でわかっていても受け入れる事が難しい人がいるのも事実です。 ぴぐもんさんのお話、とてもわかります。 少し前に「おっさんずらぶ」が流行ったとき、かなり面白かったので薦めてみましたがが、うちの夫も拒否反応で見ることはしませんでした。 とはいえ、これをおもしろい、いいといってみていた友人らと話をしたとき、さてわが子がこういってきたら……と思うと、やはり受け入れるのは抵抗があるという意見も。 一歩ずつ、ゆっくりと、なのだと思います。 そして、大人はこれまで育ってきた、教わってきた、踏襲してきた教育や文化、価値観がありますので、こういう子どもの本が出るのは、やはり価値があるのではないかと思います。 (でも、問題は子どもの本を買うのは圧倒的に大人が多いというところなんですよね〜) shoko |
shokoさん レスくださり、ありがとうざいます〜 >一歩ずつ、ゆっくりと、なのだと思います。 本当にそうですね。一歩ずつ、前進する、でいいと思います。 > >そして、大人はこれまで育ってきた、教わってきた、踏襲してきた教育や文化、価値観がありますので、こういう子どもの本が出るのは、やはり価値があるのではないかと思います。 >(でも、問題は子どもの本を買うのは圧倒的に大人が多いというところなんですよね〜) なるほど。そう考えると、やはりいろんな本が手に取れる図書館の力は大きいですね。 はるはな |
なるはなさん、shokoさん、 確かに自分が子どもの本を選ぶとなると、よく知られた評判のいい無難な本を与えてしまいそうです。 なるはなさんの仰る通り、図書館の存在って重要ですね。親に勧められた本もいいけど、本に出会う喜びも大切な事だと思いました。 私は児童書は大好きですが、オーソドックスなものしか知らないので、ここでいろんな本と出会いたいです。 |