Page 1802 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【読み物】『紙の心』 おちゃわん 20/10/23(金) 18:15 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【読み物】『紙の心』 ■名前 : おちゃわん ■日付 : 20/10/23(金) 18:15 -------------------------------------------------------------------------
みなさま 秋の夜長です。寒くなりました。読書にもってこいの季節です。 好きな本がたくさん出てくる本です。 『紙の心』 エリーザ・プリチェッリ・グエッラ 長野 徹 訳 岩波書店 2020.8 「研究所」の図書館の一冊の本「プークが丘の妖精パック」。そこに少女はメッセージをはさむ。手紙は少年に見つけられ、顔も名前も知らない二人の文通が始まる。彼らはどうしてここに?この「研究所」は何? 手紙のやり取りの中でのみ、物語は進んでいく。ミステリーななぞときと、ふたりの淡い恋心へのもどかしさ。最後に待ち構える冒険! 彼ら自身も本の主人公の名を名乗り、たくさんの本が出てきます。それも楽しいです。この本はすぐれたイタリアの児童文学におくられるバンカレッリーノ賞を2013年に受賞。ミラノ生まれの作者の初の邦訳だそうです。 おちゃわん |