Page 1864 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『どんぐり喰い』 mipo(WYN-1070) 22/11/1(火) 23:38 ┗Re:『どんぐり喰い』 Incisor (WYN-2016) 22/11/2(水) 15:29 ┗Re:『どんぐり喰い』 mipo 22/11/2(水) 16:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 『どんぐり喰い』 ■名前 : mipo(WYN-1070) ■日付 : 22/11/1(火) 23:38 -------------------------------------------------------------------------
『どんぐり喰い』 エルス・ペルフロム 作, 野坂悦子 訳, 福音館書店 刊行日 2021年11月20日(奥付の日付) 1990年、金の石筆賞受賞作 ttps://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=6940 オランダの児童文学賞、金の石筆賞受賞作です。 すでにこの邦訳は、日本翻訳家協会主催の、第58回「翻訳特別賞」に選ばれていますが、 こちらの掲示板ではまだ紹介されてないと思いますので、お勧めします。 ttp://japan-s-translators.com/taishou.htm スペインはアンダルシア地方の貧しい家に生まれたクロ(本名サンチャゴ)の物語。 舞台は1943年から1951年まで、クロの8歳から9歳までの成長を描いています。 スペイン内戦下のお話ですが、まるで今の日本を見ているような気もします。 働くってどういうことだろうって考えてしまいます。 どういう生き方が美しいのか考えずにいられません。 知恵があり心清らかなクロの姿に心があらわれました。 やまねこ大賞の対象作品です。ぜひぜひ読んでみてください。 mipo(WYN-1070) |
mipoさん こんにちは。 ご紹介ありがとうございます。私も読みました! 当時の、極端なまでの貧富の差をたくましく生き抜いていくクロと家族がとても心に残っています。学校へ行くことはかなわないけど、生きるための労働の日々から学びとり、身につけていくものは、クロをどんどん輝かせていきますよね。16歳くらいまでえがかれていましたよね。 どんなに働いても、何年働いてもお腹いっぱい食べられることはかなわない不公平な社会。クロたちから感じられる、生きることの営み、誇りをもって生きることの尊さに、生命力がぐいぐい注ぎ込まれる思いがしました。版画の絵もとてもいいです。 Incisor (WYN-2016) |
▼Incisor (WYN-2016)さん: Incisorさんも読まれたんですね。 フォローありがとうございます。 >16歳くらいまでえがかれていましたよね。 そうです。16歳まで描かれています。 すみません、訂正します。 mipo(WYN-1070) |