Page 1848 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【読み物】 『真夜中の冒険』(ネコ魔女見習いミルク 1) みちこ(WYN-1057) 22/9/23(金) 10:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【読み物】 『真夜中の冒険』(ネコ魔女見習いミルク 1) ■名前 : みちこ(WYN-1057) ■日付 : 22/9/23(金) 10:00 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。 とっても久しぶりの書き込みです。 先日、近所の複合施設での待ち時間に図書コーナーで手に取った本がとてもよかったので、ご紹介します。 ------------------------------ 『真夜中の冒険』(ネコ魔女見習いミルク 1)2019.10 ポーラ・ハリソン文/ジェニー・ラヴリー絵/田中亜希子訳/小学館 "Kitty and the Moonlight Rescue" 主人公の女の子ミルクとその家族には、ひみつがありました。それは、ママが〈正義のネコ魔女〉だということ。ママはネコのようにしなやかな体や暗闇でも見える目を持ち、ネコと話すこともできます。そしてミルクもその〈キャットパワー〉を受け継いでいるのです。 ある晩、ママがいつものように人助けの冒険に出かけたあと、ミルクは自分の部屋でネコ魔女のコスチュームに着替え、人助けごっこをして遊んでいました。そこへソックスという名のネコがやってきて、今すぐ助けてほしいといいます。ミルクはすぐさまことわりました。自分はまだ子どもだから、ネコ魔女の仕事はできません。夜の町に出ていくなんて、こわすぎます。でも、ソックスに懇願されて、とにかく行ってみることに。 自分には何ができて何ができないのか、どこまでならがんばれるのか、いや、ごちゃごちゃいってないで突き進むべきなのか……。ミルクより何十歳も年上の私ですが、最近そういうことをよく考えます。思いがけず夜の町に出ていってネコたちを助けることになったミルク。高い高い時計塔の壁を登るべく、迷いながら足を踏み出すミルクに共感しました。 ハラハラドキドキの冒険、やさしさ、そしてかわいらしさを味わえるすてきなお話。挿絵、レイアウト、装丁も魅力的で、心地よく読める本でした。 シリーズ一覧はこちらです。 ttps://www.shogakukan.co.jp/books/volume/48612 (頭に h をつけてください) みちこ(WYN-1057) |