Page 1556 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【読み物】『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』 まなみ(WYN-1063) 15/12/29(火) 10:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【読み物】『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』 ■名前 : まなみ(WYN-1063) ■日付 : 15/12/29(火) 10:09 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。 先日の読書会でお勧めしていただいた一冊です。 カバーのイラストがとってもかわいくて、一目で大好きになりました。 『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』2014.11 (久米絵美里作、もとやままさこ絵、朝日学生新聞社) 小学5年生の詠子は、本が好きで、言葉を大切にしている。そんな詠子のおばあちゃんは、言葉屋だった。言葉屋は、言箱(ことばこ)と言珠(ことだま)を使って、言葉を口にする勇気と言葉を口にしない勇気を後押しし、人々の心をつなぐ橋渡しをしている。 おばあちゃんの工房に弟子入りすることになった詠子は、言珠の作り方を教わりながら、クラスメイトとの関わりのなかで、言葉が持つ力について考えることになる。インターネットを通じて、語り手の顔が見えないまま誹謗中傷の言葉が軽く扱われている現代に、言葉の重みを訴え、自分の気持ちを相手にきちんと伝える大切さを教えてくれる。第5回朝日学生新聞社児童文学賞受賞作品。 友だちとの日常や恋の始まりが、少女のみずみずしい感性と丁寧な描写でつづられていて、詠子の気持ちに寄り添いながら、青春のきらめきにわくわくして読みました。 まなみ(WYN-1063) |