Page 1520 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【未訳絵本】『いろんな色の長方形 マーク・ロスコの生涯』(仮題) Blue Love(WYN-2301) 15/3/26(木) 11:16 ┣Re:【未訳絵本】『いろんな色の長方形 マーク・ロスコの生涯』(仮題) みちこ(WYN-1057) 15/3/27(金) 15:31 ┗Re:【未訳絵本】『いろんな色の長方形 マーク・ロスコの生涯』(仮題) mapleleaf(WYN-2288) 15/3/28(土) 11:18 ┗Re:【未訳絵本】『いろんな色の長方形 マーク・ロスコの生涯』(仮題) Blue Love(WYN-2301) 15/3/28(土) 15:35 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【未訳絵本】『いろんな色の長方形 マーク・ロスコの生涯』(仮題) ■名前 : Blue Love(WYN-2301) ■日付 : 15/3/26(木) 11:16 -------------------------------------------------------------------------
2015年コールデコット賞オナー(次点)にカンディンスキーを描いた絵本がえらばれたとのこと。同じく抽象画家マーク・ロスコを描いたポーランドの絵本も昨年他の賞を受賞しているので紹介します。 "Kolorowe prostokaty - przewodnik dla dzieci po zyciu i sztuce Marka Rothki" (prostokaty の a にはダイアクリティカルマークのオゴネクが、zyciu の z にはドットがつく) "Colourful Rectangles:A children's guide to the art and life of Mark Rothko" written by Agnieszka Tarasiuk, Illustrated by Zosia Dzierzawska (Dzierzawska の z にはドットがつく) 『いろんな色の長方形 マーク・ロスコの生涯』絵 ゾシャ・ジェルジャフスカ (英題、仮題は『板橋区立美術館2014イタリア・ボローニャ国際絵本原画展出品作品リスト』による) 2014年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展およびニューヨーク・ソサエティオブイラストレーターズ ILLUSTRATORS56で入賞しました。 マーク・ロスコは1903年にロシアで生まれ、10歳の時に両親と共にアメリカへ移住し、抽象画家としての道を歩みました。今回の絵本の題名にあるように、特に長方形をモチーフにした独特の作品が有名です。 ロスコが故郷から船でアメリカへ渡る場面や、ニューヨークで成功しパーティー会場の壁に作品が飾られている場面などが描かれ、作者のロスコへの思いがひしひしと伝わってきます。 昨年板橋区立美術館で開催された『2014イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』でこの絵本を見つけて以来、気になっていました。現在国会図書館での所蔵もなく手に取ることは困難ですが、下記のサイトから絵本の一部およびロスコの作品を味わうことができます。抽象画に興味のある方にお勧めです。 [参考] ▼ゾシャ・ジェルジャフスカ公式ウェブサイト ttp://www.zozozosia.com/ ▼マーク・ロスコ関連サイト ttp://www.nga.gov/feature/rothko/ ttp://www.kawamura-museum.dic.co.jp/ など Blue Love(WYN-2301) |
Blue Loveさん、こんにちは。 わ〜、ポーランドの絵本なんて、なかなか出会うことがないので、ご紹介いただいてうれしいです。ありがとうございます。サイトを見てみましたが、好きなタッチの絵です。 画家や名画がモチーフの児童書って、けっこうあるものですね。カンディンスキーの絵本も含め、最近目にすることが多いです。私は美術には点で疎いのですが、興味がわいてきました。 みちこ(WYN-1057) |
Blue Loveさん、みちこさん ロスコの絵本のご紹介ありがとうございます! 絵や画家をテーマにした絵本、美術館のショップでもいろいろ見かますが、ロスコやカンディンスキーなどが子ども向けの本に取り上げられることって、けっこう珍しいですよね。 なんだか嬉しいです。 この絵本でロスコの世界をじっくりと味わってから、DIC川村記念美術館にあるロスコルームに行ってみようかなと思います。 mapleleaf |
みちこさん、mapleleafさん 興味を持っていただきありがとうございます。 とってもうれしいです。 息子が小学生の時、我が家に遊びに来た友達がロスコの絵を見た時、 「これって芸術? ねぇ、芸術?」と言ったので、思わずその子の頭を ぐりんぐりんと撫でた思い出があります。 大人も子どもも、いろいろなものに出会い感性を磨くことは、 大切なことですね。 千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館は、自然の中にたたずむ素敵な美術館です。 ぜひ、お出かけ下さい! Blue Love(WYN-2301) |