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 ▼【新刊絵本】バーナムの骨 ティラノサウルスを発見した化石ハンターの物語  ちゃぴ(WYN−1026) 13/2/10(日) 7:29

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 ■題名 : 【新刊絵本】バーナムの骨 ティラノサウルスを発見した化石ハンターの物語
 ■名前 : ちゃぴ(WYN−1026)
 ■日付 : 13/2/10(日) 7:29
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   みなさま

 誰もが知っている巨大肉食恐竜のティラノサウルス。その化石の発見者バーナムの魅力的な人間像を生き生きと映し出した絵本です。

『バーナムの骨 ティラノサウルスを発見した化石ハンターの物語』
"BARNUM’S BONES: How Barnum Brown Discovered the Most Famous Dinosaur in the World"

 トレイシー・E・ファーン(Tracy E. Fern)文
 ボリス・クリコフ(Boris Kulikov)絵
 片岡しのぶ訳
 光村教育図書
 2013.02.20

 定価1500円+税
 ISBN 978-4-89572-848-5

「ゆくゆくは、ずばぬけて立派なことをして、みんなをびっくりさせるんだよ」と、両親に夢をたくされて育ったバーナムは、よちよち歩きの時から化石集めが大好き。新種の化石発見を夢見るようになる。大学時代、バーナムはカンザス大学の化石ハントの遠征隊に加わり、「化石ハントの天才」と教授から絶賛される。その噂をきいた、アメリカ自然史博物館館長のオズボーン教授に化石収集を依頼され、ついにティラノサウルスの化石を発見、その後も世界各地で化石を掘り出した。

 バーナムは、とにかく化石が好きで好きでたまらない。化石をみつけるためなら困難も危険もなんのその。喜々として、精力的に動き回る。しかも、正装して化石堀の現場に立ったり、得意のダンスを踊りまくったりと、かなりユニーク。そんな彼の破天荒ぶりと、化石発掘への高まる期待と喜びを、軽妙な文と、魅力的な絵で、ユーモアたっぷりりに伝えてくれます。

 すべて見開きページを使った絵は、デフォルメされたり、漫画チックだったり、幻想がいれこまれたりして、文の内容を十二分に表しています。わたしが一番気に入ったのは、山ほど化石を積んだ荷馬車のうしろから、毛皮のコート姿のバーナムが、道中でみつけた化石の骨と植物をめいっぱい持って大股で歩いているページ。バーナムの化石へのとどまることのない好奇心と愛を感じます。

☆メープルストリート紹介ページ
ttp://www.yamaneko.org/maplestreet/p/mitumura/index.htm

☆光村教育図書HP
ttp://www.mitsumura-kyouiku.co.jp/

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ちゃぴ(WYN-1026)


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