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 ▼第24回(2021年)●絵本部門●  やまねこ翻訳クラブ 21/11/21(日) 15:00

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 ■題名 : 第24回(2021年)●絵本部門●
 ■名前 : やまねこ翻訳クラブ
 ■日付 : 21/11/21(日) 15:00
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   第24回(2021年)●絵本部門●投票の様子です。

≪投票内容≫

ハンドル名(※(=^_^=)は、匿名希望の会員です。)

順位
タイトル(※【】内のシリーズ名は、管理人が便宜上付記したものです。)
出版社名
その他の書誌情報
投票コメント

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WYN-0035 めい

1位
パイロット マイルズ
BL出版
ジョン・バーニンガム&ヘレン・オクセンバリー絵、ビル・サラマン文、谷川俊太郎訳
近くの絵本カフェで見つけて読みました。お二人にご縁があってボローニャでお会いしたことがあったせいなのか、最近親が亡くなったせいなのか、かけがえのない一冊になりました。お二人の暖かさが伝わってくる絵本です。ディック・ブルーナも最後の絵本でお別れのメッセージを伝えましたが、この絵本はジョン・バーニンガムのそれになったと思います。よくぞ出してくれました。(この本は、『ドライバー・マイルズ』というのが前にあります。)

2位
どうぶつ せんきょ
ほるぷ出版 
木下真穂訳 
これも衝撃的でした。子どもに選挙を教えることってとても難しい。この絵本はものすごくわかりやすく、いろいろな動物たちがおもしろ楽しく教えてくれます。しかもSNSが登場したり、現代の子でもわかりやすくて素晴らしい絵本です。

3位
ぼく モグラ キツネ 馬
飛鳥新社
川村元気訳

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Incisor (WYN-2016)

1位
いえのなかといえのそとで
廣済堂あかつき
レウィン・ファムさく 横山和江やく 2021.3.25
封じ込めていた気持ちが涙とともに一気にあふれでた。ずっと支え続けてくれた存在をあらためて思い出し、感謝し、いのりながら、希望がわいてきた。絵本に出てくる人々、かかわった方々、読者、すべての人とつながっていると感じ、心強くなった。

2位
くらやみきんしの国
あかね書房
エミリー・ハワース=ブース作 おおつかのりこ訳 2020.11.20
自分のなかの不安との向き合い方をも思い起こすストーリーだった。打ち消せば打ち消すほど、不安はどんどん大きくなる。不安を見つめたその先に出会ったものに希望と勇気をもらった。

3位
めぐりめぐる
ポリフォニープレス
ジーニー・ベイカー作 わだすなお訳 2021.2.11
鳥を見上げる視点、はるかな距離を飛んでいる鳥の視野、そのすべてを見守る神のようなまなざしで、長い距離をわたっていくオオソリハシシギの旅をたどることができる、雄大で、美しい絵本。この旅がこの先も守られるためにできることに思いをめぐらせる。

4位
あの湖のあの家におきたこと
クレヨンハウス
トーマス・ハーディング文 ブリッタ・テッケントラップ絵 落合恵子訳 2020.10.22
心がふさぐような歳月に向き合ってきた家。美しくかなしい風景がえがかれた絵にも見入ってしまう。この本にかかわるすべての方に感謝しながら読み終え、この気持ちの余韻を忘れずに現在を、これからを見つめなくては。

5位
このまちのどこかに
評論社
シドニー・スミス作 せなあいこ訳 2021.1.28
都会の冬の寒さ、さみしさ、切なさが五感に伝わってくるような絵に、あたたかく、どこまでも優しいことばがこだまして、いとしいものの名前を大声で叫びたくなる。すいこまれそうな吹雪が印象的。

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キジトラ(WYN-1060)

1位
このまちのどこかに
評論社
シドニー・スミス作、せなあいこ訳、2021.1
この心細さ、この悲しみ。小さな者の気持ちを、子どもはよく知っている。すべての絵にその心情があらわれていて、心を大きく揺さぶられた。

2位
エイドリアンはぜったいウソをついている
岩波書店
マーシー・キャンベル文、 コリーナ・ルーケン絵、服部雄一郎訳、2021.1
最後のシーンがあまりに美しく、驚きの読書体験となった。クラシックな展開でありながら、ハッとさせられる絵本。何度も読み返した。

3位
おなじ星をみあげて
山烋/春陽堂書店
ジャック・ゴールドステイン作、辻仁成訳、2021.8
すっと読んだあとに、じわじわと胸にしみいってきました。宇宙に魅せられた少年と少女の深い絆が、軽やかなイラストで描かれます。

4位
ミツバチたち
化学同人
カーステン・ホール文、イザベル・アルスノー絵、青山南訳、2020.10
ミツバチの生態を描いた科学絵本でありながら、なんてかわいい! 愛らしいイラストとリズミカルな言葉が、読む人の心をぽっと温かくしてくれます。

5位
めぐりめぐる
ポリフォニープレス
ジーニー・ベイカー作、わだすなお訳、2021.2
自然の大きさを感じさせるコラージュイラストに息をのむ。渡り鳥の本能に畏敬の念を覚えました。

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ワラビ(wyn-1001)

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット

2位
このまちのどこかに
評論社
シドニー・スミス

3位
あの湖のあの家におきたこと
クレヨンハウス
トーマス・ハーディング

4位
木は何を見てきたの?
化学同人
シャーロット・ギラン

5位
クロのあたらしいうち
徳間書店
エマ・チチェスター・クラーク

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いけだ(WYN-2351)

1位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版
ソフィー・ブラッコール作・絵/横山和江訳
宇宙人に地球のことを教えてあげるという設定だが、あらためて私たちの周りのすべてが多様性に富んでいるということに気づかされるすばらしい内容。そして、ソフィー・ブラッコールさんの絵がすみずみまで美しい。

2位
そらから おちてきてん
クレヨンハウス
ジョン・クラッセン作・絵/長谷川義史訳
シンプルな大阪弁の言葉に、どうにもこうにも笑える。ページをめくったらどうなるのか、展開にもドキドキさせられ、とにかく面白い。

3位
せかいでさいしょにズボンをはいた女の子
光村教育図書
キース ネグレー作・絵/石井睦美訳
「わたしはわたしの着たい服を着る」という強いメッセージが心に残る。今、多くの人に読んでもらいたいと思った。

4位
くらやみきんしの国
あかね書房
エミリー ハワース=ブース作・絵/おおつか のりこ訳
子どもの本として楽しく読めると同時に、なんだか国を治めるえらい人たちについて考えさせられるようなブラックなところがいいなと思った。

5位
海とそらがであうばしょ
化学同人
テリー・ファン エリック・ファン作・絵/増子 久美訳
ファンブラザーズの絵がとにかく美しい。

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(=^_^=)

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット(著)、シドニー・スミス (イラスト)、原田勝 (翻訳)
こんなに感情がゆさぶられた絵本はないかもしれないと思うほど素晴らしい絵本だと思った。少年の苦悩する表情、父親の言葉に救われたときに自分を解放する姿、水の動きなど、大胆な筆使いと写真のようにも見える繊細な表現力を見せる絵に圧倒された。

2位
子どもの本で平和をつくる
小学館
キャシー・スティンソン(文)、マリー・ラフランス(イラスト)、さくまゆみこ(翻訳)
イエラ・レップマンの伝記絵本。第二次世界大戦で荒れ果てた町で図書展を開き、子供たちが本によって空腹を忘れ想像の翼を広げていく様子が美しく描かれていて何度も読み返した。

3位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版
ソフィー・ブラッコール (著)、横山和江 (翻訳)
少年が宇宙からの訪問者に地球のことを教えてあげるという設定が面白い。地球にある家、乗り物、人々の仕事など、ありとあらゆる情報がつまっている。絵が充実しているため小さな子供でも多様性を理解できる点がすばらしい。

4位
おばあちゃんのたからもの
光村教育図書
シモーナ・チラオロ (著)、福本友美子 (翻訳)
おばあちゃんが孫に、顔のしわの一つ一つに詰まっている思い出を語り、同時に読者もおばあちゃんの人生を垣間見ることができる。祖母と孫の関係に心が温かくなった。

5位
くさをたべすぎたロバくん
BL出版
アヌスカ・アレプス (著)、ふしみ みさを (翻訳) 
ロバくんのママがなんでもお見通しでくすっと笑ってしまった。とても愉快で楽しい絵本。

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みちこ(WYN-1057)

1位
111本の木
光村教育図書
リナ・シン文 マリアンヌ・フェラー絵 こだまともこ訳
信じられないジェンダー差別。それを地元の男性が村長になって変えただなんて、すばらしい!

2位
いわじいさんはうんとながいき
潮出版社
デブ・ピルッティ文・絵 やまもとまなみ訳
地面にすわったままちっとも動かない岩のおじいさんだけど、実は空を飛んだこともあるし、恐竜とふれあったこともあるなんて、かっこいい! 私たちも今はコロナ禍で動けないけれど、そのうち、すごい冒険に出かけることになるかも!

3位
きょうはおかねがないひ
合同出版
ケイト・ミルナー文・絵 小寺敦子訳
母子家庭の貧困を扱ったストレートな作品。冒頭から切ない。大人が読むべき本かも。

4位
100歳ランナーの物語: 夢をあきらめなかったファウジャ
西村書店
シムラン・ジート・シング文 バルジンダー・カウル絵 おおつかのりこ訳
ファウジャさんの走りもすごいけれど、81歳で初めて飛行機に乗って移住したことにも感動した。私もきっとコロナ後に外国に行けると思える。年をとってもやりたいことは続けよう。

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(=^_^=)

1位
おじいちゃんのたびじたく
小峰書店
ソ・ヨン

2位
おばあちゃんのたからもの
光村教育図書
シモーナ・チラオロ

3位
ナナはセラピードッグ
BL出版
ジュリア・ドナルドソン

4位
このまちのどこかに
評論社
シドニー・スミス

5位
ぼく モグラ キツネ 馬
飛鳥新社
川村元気訳

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hanemi(WYN-0036)

1位
フンコロガシといしころ  ころころころころうみへいく
クレヨンハウス
クレール・シュヴァルツ文/クレール・シュヴァルツ絵/ふしみみさを訳
ジャリーとコロンというネーミングがいい。全体に漂うばかばかしさが最高! ラストも大好き。

2位
きょうりゅうレディ さいしょの女性古生物学者 メアリー・アニング
出版ワークス
リンダ・スキアース文/マルタ・アルバレス・ミゲンス絵/まえざわあきえ訳
伝記絵本、特に女性の自然科学系研究者のものには正直なところ少々食傷気味だが、この絵本はよかった。

3位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット文/シドニー・スミス絵/原田勝訳
文章を担当したジョーダン・スコットの自伝的な絵本。シドニー・スミスの絵もいい(ぼやけたクラスメートたちの顔も、泡立って流れていく川も)。

4位
おじいちゃんのたびじたく
小峰書店
ソ・ヨン文&絵/斎藤真理子訳
おくさんに会えると知って、身だしなみを整え始めるおじいちゃんがかわいい。文字のない回想シーンのページが好き。

5位
アパートのひとたち
光村教育図書
エイナット・ツァルファティ文&絵/青山南訳
この女の子、かなりのカエル好きとみた!

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Chicoco

1位
きみはどこからやってきた?
角川書店

2位
くらやみきんしの国
あかね書房

3位
ぼくは川のように話す
偕成社

4位
はじまりは、まっしろな紙
フレーベル館

5位
どれもみーんなアントニオ!
山烋/春陽堂書店

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からくっこ

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット (著), シドニー・スミス (イラスト), 原田 勝 (翻訳) 2021/7/14
絵と文と翻訳、それぞれすばらしい3つの要素が最高の形で出合った作品。

2位
海とそらがであうばしょ
化学同人
テリー・ファン 、エリック・ファン 作 増子久美 訳 2021/3
絵も物語も、すみずみまで美しい。東洋的なテイストがしっとりとした抒情を感じさせる。

3位
おばけと友だちになる方法
福音館書店
レベッカ・グリーン作 岸本佐知子訳 2021/9
この愛らしい絵本を読んだ人はみんな、同じことを思うでしょう――わたしもこんなおばけに見つけてほしい!

4位
キオスク
潮出版社
アネテ・メレツェ作 くろさわ あゆみ訳 2021年4月20日
パワフルな絵も、キオスクごと移動しちゃうという奇想天外なアイディアも楽しい。幸せとは何かを自然と考えさせられる。ネットで見られる元の短編アニメもよかったが、それとは少し異なる絵本のストーリー展開も、絵本ならではの見せ方で好き。

5位
空とぶ馬と七人のきょうだい モンゴルの北斗七星のおはなし
廣済堂あかつき
著者 イチンノロブ・ガンバートル (文),バーサンスレン・ボロルマー (絵),津田 紀子 (訳)2021/06/02
モンゴルの草原で星空を見上げてみたい、これを読んだ人はきっとそう思うでしょう。いろんなルーツの物語が日本語で読めることの幸せを感じます。この作者・訳者さんたちには、これからもモンゴルにまつわるすてきな作品をたくさん生み出してほしいです。

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shoko(WYN-1042)

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット文/シドニー・スミス絵/原田勝訳
ダイナミックだが写実的なイラストがぼくの心象をストレートに表し、父親と見た川の風景は美しく光に満ちている。背後から光に照らされたぼくの顔、光に向かう水中のぼくに、胸をぐいとつかまれた。

2位
フンコロガシといしころ ころころ ころころ うみへいく
クレヨンハウス
クレール・シュヴァルツ作/ふしみみさを訳
コミカルなイラストとあざやかな色に目を奪われる。1文目から「ジャリーはいしころです」ときた。あれよあれよと転がっていくコミカルな展開をにやにやしながら読み進めた。

3位
おじいちゃんのたびじたく
小峰書店
ソ・ヨン作 斎藤真理子訳
おきゃくさまの言葉をうれしそうに聞いてうきうきするおじいちゃんの様子を見ていると、ああ、そっかそうなんだなあと納得させられる。裏表紙で満開になっている桜の木にしみじみしてしまった。

4位
くらやみきんしの国
あかね書房
エミリー・ハワース=ブース作/おおつかのりこ訳
よく考えれば信じられないことなのに、報道や宣伝のせいでみんながそれを正しいと信じてしまう。こんなことはどこかでもよくありそう。やわらかな雰囲気のイラストなのに風刺がぴりっときいている。ラストがすてき。

5位
どうしてなくの?
偕成社
フラン・ピンタデーラ文/アナ・センデル絵/星野由美訳
悲しいとき、怒るとき、自分の居場所がわからなくなって、だきしめてほしくて、おとなになるために……。それぞれの「なく」理由が、心にしみこむ気がした。わたしたちはもっと泣いていいのでは。

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ゆま(WYN-1032)

1位
いえのなかといえのそとで
廣済堂あかつき
レウィン・ファム文・絵、横山和江訳
不安でいっぱいでつらかった頃を描いているのに、優しさと希望に満ちた目線が印象的。

2位
しあわせなときの地図
ほるぷ出版
フラン・ヌニョ文、ズザンナ・セレイ絵、宇野和美訳
大好きな故郷を離れなければならない寂しさと、大好きな気持ちを形に残したい、そんな主人公の心情にとても共感を持った。淡い色合いの美しいイラストも好き。

3位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版
ソフィー・ブラッコール文・絵、横山和江訳
地球外の誰かに話しかけるという発想がユニーク。地球についてのあれこれにも、考えさせられた。

4位
どうしてなくの?
偕成社
フラン・ピンタデーラ文、アナ・センデル絵、星野由美訳
泣くという本能的な行動への問いと答えが、詩的でシンプル。イラストもきれい。

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mikiron(WYN-1066)

1位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版
ソフィー・ブラッコール作、横山和江訳
美しい絵とあたたかな言葉で地球のことを教えてくれる、宝物のような絵本。

2位
そらからおちてきてん
クレヨンハウス
ジョン・クラッセン作、長谷川義史訳
ジョン・クラッセンの独特な絵と、大阪弁の訳が絶妙に合っています。特に「しらんけど」のところで笑いました。

3位
くらやみきんしの国
あかね書房
エミリー・ハワース=ブース作、おおつかのりこ訳
ユーモラスなお話だけれど、いろいろと考えさせられる絵本。権力のこわさを感じました。

4位
ウサギ
河出書房新社
ジョン・マーズデン文、ショーン・タン絵、岸本佐知子訳
ショーン・タンによる絵の美しさと迫力に圧倒されます。ウサギが何を表しているのか、さまざまな読み方ができそう。

5位
きみはたいせつ
BL出版
クリスチャン・ロビンソン作、横山和江訳
「どんな きみも たいせつだよ」というメッセージに心あたたまる絵本。

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NON(WYN-0019)

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット作 シドニー・スミス絵 原田勝訳
タイトル字、絵、文、メッセージ、すべてがすばらしいの一言。

2位
パイロットマイルズ
BL出版
ビル・サラマン作 ヘレン・オクセンバリー& ジョン・バーニンガム絵 谷川俊太郎訳
絵本の世界と現実世界のかさなりが作品に深みをあたえています。というか、「ヘレン・オクセンバリー& ジョン・バーニンガム絵」につきます。

3位
子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと
小学館
キャシー・スティンソン作 マリー・ラフランス絵 さくま ゆみこ訳
イェラ・レップマンが脇役のイェラ・レップマン伝記です。主役はもちろん子どもたち。

4位
はじまりは、まっしろな紙
フレーベル館
キョウ・マクレア作 ジュリー・モースタッド絵 八木 恭子訳
メッセージをきちんと伝えながら物語性も美しさも備えています。

5位
アンデルセンの夢の旅
西村書店
ハインツ・ヤーニッシュ 文 マーヤ・カステリック 絵 天沼春樹 訳
アンデルセンを語るのはやっぱりメルヘンでなくちゃ。伝記絵本だからできるとくべつなことです。

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☆BUN(WYN-0003)☆

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット文  シドニー・スミス絵  原田 勝 訳
シドニー・スミスの輝かしい絵、ジョーダン・スコットの思いと父への敬慕の念。そしてもちろんすばらしい訳文。三拍子そろった傑作。

2位
海とそらがであうばしょ
化学同人
テリー・ファン& エリック・ファン作  増子 久美 訳
絵がとてもとても美しい。お話は夢オチのようだけど、それを超えたリアリティがあってすてきです。

3位
この まちの どこかに
評論社
シドニー・スミス作 せなあいこ訳
だれに語りかけているのか、気づいたところから涙腺が……。やるせない気持ちになるので、ちっちゃいこ向きではないかもしれないけど。どうか無事に帰ってきてね。

4位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版
ソフィー・ブラッコール作  横山和江 訳
小さい子といっしょに絵をじっくりとながめたい絵本です。

5位
くさをたべすぎたロバくん
ビーエル出版
アヌスカ・アレプス 作  ふしみ みさを訳
訳者ふしみみさをさんのユーモアセンスが爆発している絵本。何気なく手に取って読んでみて、あちこちで吹きだしました。

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なおじ(WYN-2355)

1位
きみは どこから やってきた 宇宙誕生からはじまる いのちのものがたり
KADOKAWA
フィリップ バンティング (著), ないとう ふみこ (翻訳), 北山 太樹 (監修)
宇宙の壮大さを身近なものでたとえており、とても分かりやすい。同時に、皆がまぎれもなくきょうだいであり、地球を、命を、大事にしなければいけないというメッセージも。たくさんの人に読んでもらいたい。

2位
ねむねむさんがやってくる 眠りが訪れる話
世界文化社
ユ・ヒジン (著), 中井 はるの (翻訳)
「ねむねむさん」という言葉の響きも大好きです。絵柄もかわいく、やさしく自然に眠りの世界にいざなってくれる本。我が家では家族全員が大ファンになりました!

3位
くらやみきんしの国
あかね書房
エミリー ハワース=ブース (著), おおつか のりこ (翻訳)
「自分で考えて行動したつもりのことが、実は誰かに誘導されたことなのかもしれない」という可能性があることを、子どもにも一度示してあげることは、実は大事なことなのではと、この本を読んで気付かされました。

4位
どれもみーんなアントニオ!
山烋/春陽堂書店
スザンナ マッティアンジェリ (著), 関口 英子 (監修), マリアキアラ ディ ジョルジョ (イラスト), ふくやま よしこ (翻訳)
自分が子どもの頃、相手によって違う顔を持っていることは良くないとなんとなく思っていたことを思い出した。この本を読んだ子どもには、いろんな自分がいることが自然なんだよ、ということを是非感じてほしい。

5位
もりにきたのは
山烋/春陽堂書店
サンドラ・ディークマン (著)、牟禮あゆみ (翻訳)
意表を突かれる展開で、結末はとても考えさせられ、また心温まった。何が起きているかで判断するのではなくて、どうしてそうなったのかと理由を手繰り、この先どうすればいいのかを考えていける人でありたい、と強く思わされた。

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ちゃぴ(WYN-1026)

1位
お月さんのシャーベット
ブロンズ新社
ペク・ヒナ 作 長谷川義史訳
三次元と二次元が一体化し、絵からすっと物語が浮かび上がる。幻想的で美しい。

2位
すなの おしろ
光村教育図書
エイナット・ツァルファティ作 青山南訳
独特の色使い。独創的でユーモラスな多彩な人々。飽きずに眺められる。

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(=^_^=)

1位
アパートのひとたち
光村教育図書
余白の多い、ドアの絵のページをめくると、見開きいっぱいが「わたし」のはちきれんばかりの想像力で満たされています。最後のオチも良くて、まさにわたしのツボ。

2位
ニマとおにばば
徳間書店
昔ばなしや仏さまの話を組み合わせてつくったという本作。時間という試金石を経て残ってきた物語には、否応なしに人を惹きつける力があります。読み聞かせた時の娘の集中力がすごかった! 迫力のある絵も見ごたえたっぷり。

3位
100歳ランナーの物語: 夢をあきらめなかったファウジャ
西村書店
この歳になると新しいことを始めるのに躊躇してしまいます。挑戦を阻む自分の声。「でも、そんな声には耳をかさず」、わたしも「挑戦しつづけ」よう。だって、わたし、ファウジャの歳の半分もいってないんですもの!

4位
おじさんのぼうしはどこいった?
出版ワークス
夜に子どもに読み聞かせをするのにぴったりの本。ふたりで、次がどういう展開になるのか、当てっこをするのが楽しい。そして、心がぽっとあったかくなって、眠りにつけます。

5位
めぐりめぐる
ポリフォニープレス
精巧なコラージュを用いた絵が溜息の出るほど美しい。まあるい地球を意識した絵の構図もダイナミック!

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(=^_^=)

1位
子どもの本で平和をつくる〜イエラ・レップマンの目ざしたこと〜
小学館
さくまゆみこ訳
IBBY創設の過程を知ることができた。自由は戦って勝ち取るものだという人がいるけれど、だれも傷つけることなく平和を実現することができたらどんなに素敵だろう。

2位
このまちのどこかに
評論社
シドニー・スミス作/せなあいこ訳
男の子がひとりぼっちで町を歩き回る理由が分からなかったときは、なんだか寂しい気持ちで読んだ。ラストまで読んで、ふっと温かい気持ちになった。

3位
くらやみきんしの国
あかね書房
おおつかのりこ訳

4位
気のいいバルテクとアヒルのはなし
徳間書店
おびかゆうこ

5位
いぬのせんせい
グランまま社
ふしみみさを訳

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おとむとむ(WYN-2033)

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット文 シドニー・スミス絵 原田勝訳
光と影が美しくて見入ってしまう。ことばと絵が一体になって心にすっと入ってきた。

2位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版
ソフィー・ブラッコール作 横山和江訳
地球のすばらしさ、生きていることの奇跡が詰まった宝箱のような絵本。

3位
わたしたち
岩崎書店
パロマ・バルディビア作 星野由美訳
シンプルな絵と言葉に深い愛情があふれていて、ラストに胸がキュッとなりました。

4位
悲しみのゴリラ
クレヨンハウス
ジャッキー・アズーア・クレイマー文 シンディ・ダービー絵 落合恵子訳
大切な人を失った悲しみに、ずっと、そっと寄りそってくれる存在は心強い。

5位
アパートのひとたち
光村教育図書
エイナット・ツァルファティ作 青山南訳
想像がふくらんで楽しい〜!お部屋をじっくり見ちゃいました。

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maika(WYN-2382)

1位
クロのあたらしいうち
徳間書店
エマ・チチェスター・クラーク(著)、こだまともこ(翻訳)
毎日のように読み聞かせをせがまれる、我が子のお気に入りの絵本。シンプルな絵なのに、尻尾や耳の動きからクロの気持ちがしっかり伝わってくる。

2位
ふゆごもりのまえに
福音館書店
ジャン・ブレット(著)、こうのすゆきこ(翻訳)
冬の寒い日、おうちの中でぬくぬくしながら読みたい作品。絵が緻密で、見るたびに発見がある。

3位
ぼくはしょうぼうし
潮出版社
トンマーゾ・ブルキエッティ(著)、シルヴィア・バロンチェッリ(絵)、やまね かずこ(翻訳)
消防士が毎日どんなことをしているのかよくわかり、子どものごっこ遊びが一層楽しくなる絵本。

4位
ナナはセラピードッグ
ビーエル出版
ジュリア・ドナルドソン(著)、サラ・オギルヴィー(絵)、福本 友美子(翻訳)
読んでいるだけで、やさしいダルメシアンのナナの温かさを感じられる気がする。

5位
おてんきガールズ きせつのおでかけ
ほるぷ出版
アキ(著)、木坂 涼(翻訳)
子供の頃大好きだったマドレーヌシリーズを思い出した。季節ごとに変わる風景を絵本を通して楽しめる。

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(=^_^=)

1位
輪切り図鑑クロスセクション ヨーロッパの古城
あすなろ書房
リチャード・プラット文 スティーブン・ビースティー絵  赤尾秀子訳

2位
悲しみのゴリラ
クレヨンハウス
ジャッキー・アズーア・クレイマー文 シンディ・ダービー絵  落合恵子訳

3位
あの湖のあの家におきたこと
クレヨンハウス
トーマス・ハーディング文 ブリッタ・テッケントラップ絵 落合恵子訳

4位
ジョナスのかさ
光村教育図書
ジョシュ・クルート文 アイリーン・ライアン・イーウェン絵 千葉茂樹訳

5位
このまちのどこかに
評論社
シドニー・スミス作 せなあいこ訳

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mipo

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
文:ジョーダン・スコット 絵:シドニー・スミス 訳:原田勝
画力と物語の調和がダントツ1位でした。川辺で父と子が並んだ後ろ姿にほろり。そして何と言っても、パノラマを開いた時の感動が忘れられません。

2位
いえのなかと いえのそとで
廣済堂あかつき
作:レウィン・ファム 訳:横山 和江
2021年の時代性にぴったりなのは、このコロナのパンデミックを描いた作品です。マスクしてる人が出てくるのが新鮮です。

3位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版
ソフィー・ブラッコール (著, イラスト), 横山和江 (翻訳)
だれに地球のこと教えてあげるのかな?と思ったら……その発想に驚きました。

4位
この まちの どこかに
評論社
シドニー・スミス (著), せなあいこ (翻訳)
あっとおどろく展開。文字は少ないのに絵の訴える力がすごかった。

5位
つのぶねのぼうけん
化学同人
ダシュカ・スレイター (著), テリー・ファン (イラスト), エリック・ファン (イラスト), 田元 明日菜 (翻訳)
小さな読者に、知らない世界への興味と冒険心を持って欲しい!との願いを込めて投票します。個人的に、このつのぶねに乗ってみたいです。

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おちゃわん(WYN-1054)

1位
エイドリアンはぜったいウソをついている
岩波書店
マーシー・キャンベル 文 コリーナ・ルーケン 絵  服部雄一郎 訳
絵がとてもすてき。世界に一頭しかいない、素晴らしい馬もすてき。「わたし」のおかあさんもすてき。

2位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット 文 シドニー・スミス 絵 原田勝 訳
切なくなる。辛くなる。胸に迫る。吃音を絵であらわすとはこういうことか。吃音と戦う全ての人に、捧げたい本。

3位
くらやみきんしの国
あかね書房
エミリー・ハワース=ブース作/おおつかのりこ訳
「じぶんたちで きめたと おもいこませる」方法。うわさに、情報操作。怖いね。あかりけいさつも怖いね。「ひそひそ」作戦って、実際はこう上手くいくだろうか?

4位
アパートのひとたち
光村教育図書
エイナット・ツァルファティ 作 青山 南 訳
7階に住む女の子が一つ一つの階の部屋を紹介していく。どれもユニークで、絵がとても楽しい。最後がとてもいい。

5位
すうがくでせかいをみるの
ほるぷ出版
ミゲル・タンコ 作  福本友美子 訳
これが数学で世界を見るってことかぁ。と気づかせてくれる本。なあるほど。これなら楽しいかも。

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コアラン(WYN-1053)

1位
アパートのひとたち
光村教育図書
女の子のどこまでもひろがる想像力に脱帽。細かく描きこまれた絵をじっくり見ているだけで楽しい。そして、ラストも好き。

2位
ぼくは川のように話す
偕成社
「おまえは、川のように話してるんだ」というお父さんの言葉と、きらきら光る川面の絵に鳥肌が立ちました。

3位
111本の木
光村教育図書
女の子が生まれるとがっかりされていたインドの村で、女の子が生まれたら111本の木を植えて祝うことにした村長さん。実話ということがすごい。

4位
くらやみきんしの国
あかね書房
楽しいお話にこめられたメッセージに考えさせられました。 

5位
こうさぎたちのクリスマス
徳間書店
『みならいうさぎのイースターエッグ』の姉妹編。クリスマスの準備をする楽しさがつたわってきます。絵もかわいくてすてき。

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まなみ

1位
きょうりゅうローリー はじめてのひとりたび
潮出版
リズ・クリモ 作/やぎ きょうこ 訳
絵がとてもかわいいです。恐竜の子が初めてひとりで冒険に行くのを、お父さんが見守っている姿にほっこりします。

2位
まっくらぬまのおうさま
潮出版
キャサリン・エメット作  ベン・マントル絵  ふじしま けいこ訳
わがままな王様が、暗い沼地を埋め立ててしまおうとするが、サイエンス好きなちょっとわがままなお姫さまがそれを止める展開も面白い。イラストも美しいです。

3位
そらから おちてきてん
クレヨンハウス
ジョン・クラッセン/作 長谷川義史/訳
絵が大好きです!

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(=^_^=)

1位
ぼく モグラ キツネ 馬
飛鳥新社
チャーリー・マッケジー 作・絵 川村元気 訳
絵も文章もひたすらに美しい。メッセージは優しく力強く、大切なプレゼントをもらったような気がしました。

2位
そらからおちてきてん
クレヨンハウス
ジョン・クラッセン 作・絵 長谷川義史 訳
怖いけどあったかい。大阪弁はさりげない優しさを伝えるのにピッタリ。

3位
いぬのせんせい
グランまま社
ジェーン・グドール作 ジュリー・リッティ絵 ふじみみさを訳
出版に至るまでの編集者の熱意に感動しました。病院で子供に寄りそう介護犬のことを絵本を通して多くの人に知ってほしい。

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ぎねびあ(WYN-1045)

1位
いっしょなら
ガイアブックス
ルーク・アダム・ホーカー作、竹田悦子訳

2位
きょうりゅうレディ
出版ワークス
リンダ・スキアース作、マルタ・アルバレス・ミゲンス絵、まえざわあきえ訳

3位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット文、シドニー・スミス絵、原田勝訳

4位
めぐりめぐる
ポリフォニープレス
ジーニー・ベイカー作、わだすなお訳

5位
きみはどこからやってきた?
KADOKAWA
フィリップ・バンティング作、ないとうふみこ訳

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(=^_^=)

1位
エイドリアンはぜったいウソをついている
岩波書店

2位
ふゆごもりのまえに
福音館書店

3位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版

4位
子どもの本で平和をつくる
小学館

5位
くらやみきんしの国
あかね書房

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モリー(WYN-1059)

1位
ぼくは川のように話す
偕成社

2位
このまちのどこかに
評論社

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reepicheep(WYN-2316)

1位
子どもの本で平和をつくる
小学館
キャシー・スティンソン文/マリー・ラフランス絵/さくまゆみこ訳

2位
おばけと友だちになる方法
福音館書店
レベッカ・グリーン 岸本佐知子訳
大阪に2年半住んでいたというグリーンさんの絵(特におばけの)が日本人のテイストにとても合っていると感じました。

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みーこ

1位
【野ばらの村の物語】野ばらの村のピクニック/野ばらの村のけっこんしき
出版ワークス
ジル・バークレム作・絵 こみやゆう訳
細かく描きこまれた絵がすばらしいです。こんなにいつまでも絵に見入ったのは初めてでした。どのページも額縁に入れて飾っておきたいくらいです。

2位
かんがえよう、コギト
カクイチ研究所
アレクシス・ディーコン文 ヴィヴィアン・シュワルツ絵 青山南訳
自分以外の子どもたちに興味を持ち始めた初孫の姿に重なりました。1歳くらいの頭の中は、もしかするとこんな感じなのかも。

3位
ありえない!
偕成社
エリック・カール作 アーサー・ビナード訳
小学校のおはなし会で読みました。最後のページで、会社の名前をひとつひとつ読み上げるうち、こらえきれずに笑ってしまいました。原文もいつか読んでみたいです。

4位
ペンギンのこまりごと
化学同人
ジョリ・ジョンさく レイン・スミスえ 岡野佳やく
こんな装丁の本は初めてで、最初、後ろから読んでしまいました。徹底的にネガティブなペンギン、とてもおもしろいです。

5位
くさをたべすぎたロバくん
BL出版
アヌスカ・アレプスさく ふしみみさをやく
小学校のおはなし会で読みました。子どもたちの笑い声が大きくなるにつれ、つられてしまって、自分も笑いながら読むことになってしまいました。子どもたちは、やっぱりそうなった、という展開が楽しかったようです。

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しほ(WYN-2388)

1位
おじいちゃんのたびじたく
小峰書店
ソ・ヨン作、斎藤真理子訳
おじいちゃんも「おきゃくさま」もかわいいし、リズミカルな訳文も良い。家族を思って涙せずにはいられない。

2位
くらやみきんしの国
あかね書房
エミリー・ハワース=ブース作、おおつかのりこ訳
架空の国の王さまのお話……という定番の物語ながら、深い(そして現代的な)メッセージに考えさせられた。

3位
地球のことをおしえてあげる
鈴木出版
ソフィー・ブラッコール文・絵、横山和江訳
優しい語り口に導かれて美しい絵を眺めていると、地球っていいところだなあという気持ちになる。

4位
おばけと友だちになる方法
福音館書店
レベッカ・グリーン作、岸本佐知子訳
おばけの絵がとにかくかわいい。ユーモアもあって楽しいし、最後はほろりとさせられる。

5位
クロのあたらしいうち
徳間書店
エマ・チチェスター・クラーク作、こだまともこ訳
美しく柔らかな絵で、どんどんクロのことが好きになる。おばあさんの優しい語り口に心が温まった。

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(=^_^=)

1位
エイドリアンはぜったいウソをついている
岩波書店
ウソだと決めつける側、決めつけられる側、どちらの気持ちも痛いほど伝わってきました。

2位
おじいちゃんのたびじたく
小峰書店
人生を終える旅がこんなにハッピーとは……。かくありたいです!

3位
くらやみきんしの国
あかね書房
王様への忖度がリアル。あの国でもこの国でもありそう!

4位
フンコロガシといしころ
クレヨンハウス
フンコロガシといしころが旅をするという斬新さ! お話も絵もユーモアたっぷりで楽しかったです。

5位
せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子
光村教育図書
一人ひとりの勇気が世界を変える! こちらまで勇気をもらいました。

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mya (WYN-2345)

1位
そらから おちてきてん
クレヨンハウス
ジョン・クラッセン作、長谷川義史訳
絵も文もストーリーもすごくシンプルなのに、飽きるどころか何度でも読みたくなります。絶妙な緊張感とユーモア、それに、声に出して読みたくなる訳文が魅力的。

2位
ぼくは川のように話す
偕成社
ジョーダン・スコット文、シドニー・スミス絵、原田勝訳
お父さんの言葉を読んで、主人公と同じようにはっとしました。たった一言がきっかけとなって、自分の、だれかの、見え方が変わる。そんな感覚をたくさんの人に味わってほしいです。

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asayaka(WYN-1058)

1位
ぼくは川のように話す
偕成社
お父さんの言葉がきっかけでぼくの世界がぱっと開けた瞬間がとても印象的。

2位
アレッポのキャットマン
あかね書房
愛する場所で、愛する人々、動物たちと穏やかに過ごす日々の尊さがひしひしと伝わる。

3位
アルマの名前がながいわけ
ゴブリン書房
長い名前にこめられたたくさんの物語、たくさんの愛を感じて、幸せな気持ちに。

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りり(WYN-1006)

1位
ぼくは川のように話す
偕成社

2位
おじいちゃんの ねがいごと
光村教育図書

3位
そらから おちてきてん
クレヨンハウス

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モーモー(WYN-1062)

1位
クロのあたらしいうち
徳間書店
心やさしいクロがどうなるのかとハラハラしました。

2位
ぼくは川のように話す
偕成社
自分も川のなかにいるようでした。

3位
エイドリアンはぜったいウソをついている
岩波書店
庭の草木のなかに白い馬が浮かび上がってくるところがすてき。エイドリアンにははっきり見えるんだろうな。

4位
おじさんのぼうしはどこいった?
出版ワークス
生き生きした動物たちがいっぱい。繰り返しが楽しい絵本です。

5位
いわじいさんはうんとながいき
潮出版社
空飛ぶいわじいさんに一目惚れしました。

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