Page 743 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊絵本】『かさの女王さま』 さかな 09/1/15(木) 14:49 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊絵本】『かさの女王さま』 ■名前 : さかな ■日付 : 09/1/15(木) 14:49 -------------------------------------------------------------------------
『かさの女王さま』 シリン・イム・ブリッジズ 作 ユ・テウン 絵 松井るり子 訳 ISBN978-4-88330-169-0 定価 1500円(税別) タイの少女を描いた絵本ですが、原書はアメリカで刊行されています。 作者のシリン・イム・ブリッジズは、2003年度のエズラ・ジャック・キーツ賞を受賞した"Ruby's Wish"の作者でもあります。 そして、注目の画家、ユ・テウン。韓国生まれでニューヨークで絵を学び、"The Little Red Fish"は書評誌でも好評でした。この作品もセーラー出版から今年刊行されるようです。 タイの山間で、かさづくりを何百年も続けている村があり、そこでは年に一度、美しいかさを描いた女の人を「かさの女王さま」に選び、村をねりあるきます。 ヌットはまだ子どもでしたが、おばあちゃんやおかあさんの絵付けをみて、かさの女王さまにあこがれていました。おかあさんに教わって描いた絵がとてもよくできたので、商売用のかさにも絵をつけていいと言われます……。 別作品の読み物ですが、キャロリン・マースデンによる『シルクの花』(代田亜香子訳/鈴木出版)ですが、タイの少女によるかさの絵つけが描かれていました。『シルクの花』はせつないところもありますが、この絵本では、絵を描くよろこびがしみじみと伝わってきます。「かさの女王さま」選びでかわされる王さまとの会話がすごくいいです。ぜひ声に出して読んでみてください。 ▼メープルストリート紹介ページ(セーラー出版) ttp://www.litrans.net/maplestreet/p/sailor/index.htm さかな wyn-0021 <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.0.5) Gecko/2008120122 Fire...@s142187.ppp.asahi-net.or.jp> |