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 ▼【新刊読み物】『マンホールの少女   サンダーレの夢』(合同出版)  おちゃわん 08/5/21(水) 8:48
   ┗Re:【新刊読み物】『マンホールの少女   サンダーレの夢』(合同出版)  うさぎ(WYNー2132) 08/6/20(金) 13:20
      ┗Re:【新刊読み物】『マンホールの少女   サンダーレの夢』(合同出版)  おちゃわん 08/6/23(月) 10:09

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 ■題名 : 【新刊読み物】『マンホールの少女   サンダーレの夢』(合同出版)
 ■名前 : おちゃわん
 ■日付 : 08/5/21(水) 8:48
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   あの!佐竹美保さんのイラストによるマンホールから出てくる少女の絵。この表紙が刺激的な一冊。

『マンホールの少女  サンダーレの夢』カロリン・フィリップス 作/たかおまゆみ 訳
合同出版/2008.4/1680円(税込)/ISBN978-4-7726-0418-5

 ルーマニアのストリートチルドレンの話。母親に捨てられマンホールで寝泊りするようになった少女サンダーレ。彼女を取り巻く「今しかない」ストリートの子ども達の生き様と、彼らに手を差し伸べる人々の活動が赤裸々に描かれている。

TVで見て知ってはいたけど……。一人の少女の目線で描かれているのがすごい。著者は息子とともにこのNPOが主催する社会福祉施設に寝泊りして取材したという。それだけにここにかかれている物語は、まるでルポのようだ。

おちゃわん

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 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:【新刊読み物】『マンホールの少女   サンダーレの夢』(合同出版)  ■名前 : うさぎ(WYNー2132)  ■日付 : 08/6/20(金) 13:20  -------------------------------------------------------------------------
   おちゃわんさん

ありがとうございます、忙しいのに読んでくださり、紹介してくださって!
うれしいです、とっても。

なのになのに、今日まで気づかずにすみません(ペコリ)。
ほんとに鈍いんです、わたしって。


>あの!佐竹美保さんのイラストによるマンホールから出てくる少女の絵。この表紙が刺激的な一冊。

ふだんわたしの訳書に目もくれない娘が、「あ、この人知ってる!」といって飛びつきました。もちろん佐竹さんによる表紙の絵を見てそういったんです。で、90分、身じろぎしないで読んでました。めずらしいできごとでした。

この本、敬体で書かれていますよね。編集部の方針です。
「YAに敬体ってあり?」って最初は悩んだし、訳しにくかったんですけど、訳している内に、なんだかだんだん落ち着いてきちゃって。今では、あの本が常体で存在するということが個人的にはイメージできないのは不思議な感じです。
某大手出版社の方には、「冒険しましたね〜」とか言われちゃったんですけど。


数日前、以下にも書評が出ました。
もしよろしければ……♪
ttp://blog.book-ing.co.jp/tomoo/

うさぎ(WYNー2132)

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 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:【新刊読み物】『マンホールの少女   サンダーレの夢』(合同出版)  ■名前 : おちゃわん  ■日付 : 08/6/23(月) 10:09  -------------------------------------------------------------------------
   うさぎさん

わ〜い、うさぎさん! ありがとうございます。
確かに表紙に目が行きますが、最後の1ページへ読者を持っていくのは
やはり、本の中身!ですよね。読むのに、「力」が入りました。

>この本、敬体で書かれていますよね。編集部の方針です。
ああ、そういえば〜。全然、気になりませんでした。
むしろ、その方が距離があるというか、それは、本と自分との距離というか、
ここでは、主人公と自分との距離でもあったり、落ち着いた著者の視点を感じました。
そのため、多少冷静に受け止め、考えることができる。
とても衝撃的だし、いろいろ考えさせられる本なので、この距離が大切かも。

>数日前、以下にも書評が出ました。
>もしよろしければ……♪
>ttp://blog.book-ing.co.jp/tomoo/
こちらの書評!素晴らしいなぁ。
うさぎさんとの、やり取りも含蓄がある!
深〜い話(TVカブレ)でした。

おちゃわん

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