Page 475 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【未訳読み物】Shug tommy(WYN-2085) 07/5/20(日) 17:46 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【未訳読み物】Shug ■名前 : tommy(WYN-2085) ■日付 : 07/5/20(日) 17:46 -------------------------------------------------------------------------
最近、ペーパーパックで読んだものです。 ハードカバーは昨年4月発刊なので、1年以上前なのですが、現時点で未訳となっているため、【未訳読み物】として紹介させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー------ "Shug" by Jenny Han Simon and Schuster(UK版) 2006 (ペーパーバック)※ハードカバー初版は2006.4 ISBN:1-416-1075-1 アン・マリー(Shug)にとって、自分が12歳になってしまったことほど最悪なことはなかった。中学校に通うようになったとたん、周囲の幼なじみたちが、まるで、自分とは違う世界に行ってしまったかのように感じられる。女の子たちは男子とのデートやダンスパーティの話しかしないし、男の子も、これまでとは違う目で自分たち女の子を見ているようだ。近所に住んでいるマークも同じで、アン・マリーの姉のシーリアに夢中。生まれたときからずっと一緒にいたのは自分のほうだし、こんなにマークのことが大好きなのに……。 思春期にさしかかった女の子の揺れる気持ちが、とても良く伝わってくる物語でした。美人の姉や女友達に対して感じる劣等感や、近所の男の子たちを異性として意識しはじめたときのドキドキなど、自分が中学1年生だったころもそうだったなあと、懐かしく思いだしました。飾り気がなくありのままの、アン・マリーの語りがかわいらしく、とても好感が持てます。同年代の女の子たちが読むと、きっと、もっと深く共感できるのではないかと思いました。 tommy(WYN-2085) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@SSJfb-01p2-72.ppp11.odn.ad.jp> |