過去ログ

                                Page    1843
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼【絵本?読み物?】パラリンピックは世界をかえる  おちゃわん 21/10/29(金) 16:50

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 【絵本?読み物?】パラリンピックは世界をかえる
 ■名前 : おちゃわん
 ■日付 : 21/10/29(金) 16:50
 -------------------------------------------------------------------------
   みなさま

世界は知らないことだらけです。
憤りと驚きと元気のでる本。 ぜひ、ぜひ!ご一読あれ。

『パラリンピックは世界をかえる』
ルートヴィヒ・グットマンの物語
ローリー・アレクサンダー 作 アラン・ドラモンド 絵 千葉茂樹 訳
2021.3  福音館書店

 びっくり、びっくり、びっくりの連続。
 まずグットマン自身の人生。病気、負傷、戦争と、次から次へと落ち込むような出来事の繰り返し。想定外と、期待外れ。一瞬の判断ミスが人生の岐路となるような日常では、落ち込んでいるヒマなどないのかも。兎にも角にもグットマンは、状況を切り分けて進む。
 戦争などで、脊髄を損傷し、下半身まひになってしまった者は、見放されるだけだったということも大きな驚きだ。いったいどれだけの患者がそういう状態で、虚しく亡くなっていったのだろうか。
 力強く前へ進むことを、教えてくれる本。
 結果としてパラリンピックという祭典が、大いなる果実として人類の手に入った。素晴らしいの一言に尽きる。

おちゃわん

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                 Page 1843