Page 1647 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】カラヴァル 深紅色の少女 まなみ(WYN-1063) 17/9/2(土) 0:47 ┗Re:【新刊読み物】カラヴァル 深紅色の少女 みちこ(WYN-1057) 17/9/15(金) 22:44 ┗Re:【新刊読み物】カラヴァル 深紅色の少女 まなみ(WYN−1063) 17/9/20(水) 13:49 ┗Re^2:【新刊読み物】カラヴァル 深紅色の少女 MOMO 17/10/1(日) 21:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】カラヴァル 深紅色の少女 ■名前 : まなみ(WYN-1063) ■日付 : 17/9/2(土) 0:47 -------------------------------------------------------------------------
みなさま 心を奪われる魅惑的な物語に出会いました。帯に、「はまりすぎないよう、どうぞご注意を」と書かれていましたが、読み終わった今ではすっかり虜です。日常のふとした瞬間に、カラヴァルの魔法の世界を思い出して、惹きこまれてしまいます。 『カラヴァル 深紅色の少女』 "CARAVAL" ステファニー・ガーバー作 西本かおる訳 キノブックス 2017.8.21 ISBN 9784908059773 定価 本体1,800円+税 カラヴァルは、年に一度世界のどこかで開かれる魔法のゲーム。勝者は願いをひとつ叶えてもらえるという。そのチケットを巡っては死者が出るほど、カラヴァルは人々を魅了してやまない。 ここでの魔法は、いわゆる呪文を唱えたり、空を飛んだりするようなものではない。ゲームマスターのレジェンドによって魔法をかけられた幻想的な空間で、人々は冒険を楽しみ、心を踊らせる。魔法のショーなのだ。 ゲームの中で起きることは現実ではないとわかっていても、熱中するあまり、心身を破滅させてしまう者もいる。 ここでは、物を買うとき、情報を集めるとき、舟で移動するとき、対価として支払うのはお金ではない。相手の要求次第で、自分の過去や願望、恐れを打ち明けたり、自分の時間を渡して取引をする。 ゲームを進めるごとに、参加者は自分自身と深く向き合い、己をさらけ出さなくてはならないから、そこに隙が生まれ、心を支配されやすくなる。 トリスダ島で暮らす17歳の少女スカーレットは、妹のドナテラと共に、特別招待客としてカラヴァルに招かれた。しかしゲームが始まると、ドナテラは何者かにさらわれてしまう。この不可思議な世界で妹を見つけだし、無事に連れ帰ることができるのか。 スカーレットは島の総督の娘として、父親に抑圧され、厳しく育てられてきた。自分の思いを封じ込めて生きてきたゆえに、本当の自分自身をさらけ出さなくてはならないゲームの中で翻弄される。何が真実で誰を信頼できるのか。なぜ2人はゲームに招かれたのか。 次第にカラヴァルの正体に気がつきながら、スカーレットは幾重も決断を迫られることになる。 おとぎの国のような美しい街並みで行われる恐ろしいゲーム、罠を仕掛けてくる魅惑的なカラヴァルのキャストたち、最後の1ページまで続くどんでん返しに、読み手の心は揺さぶられ続ける。スカーレットの身を焦がすような恋も、この物語の大きな魅力である。 日常を忘れ、カラヴァルの世界をのぞいてみたいと思ったら、ぜひ手にとってみてください。 作者のデビュー作ながら、海外30か国以上で翻訳出版され、すでに大手映画会社が映画化権を取得しているという注目作です。続編の執筆も始まっています。 ☆作品紹介ページ キノブックスのwebマガジン「キノノキ」で、内容が一部公開されてます。期間限定です。 ttp://kinonoki.com/book/caraval/introduction.html *上のURLへ飛ぶときは、 コピーして頭に h を加えてください。 まなみ(WYN-1063) |
まなみさん、みなさん、こんにちは。 『カラヴァル 深紅色の少女』、私も読みました。 > 心を奪われる魅惑的な物語に出会いました。帯に、「はまりすぎないよう、どうぞご注意を」と書かれていましたが、読み終わった今ではすっかり虜です。 わあ、はまってしまいましたか! 私も、10代の頃に読んでいたら、はまっていたかもしれないと思いました(^^) 久しぶりに読んだ本格的なファンタジーでしたが、おもしろかったです。 私の場合、魔法の世界より男女関係が気になって、どんどん読み進みました。 抑圧された生活を送っていた姉妹がカラヴァルにあこがれる気持ちも、よくわかりました。 続きも気になりますね! みちこ(WYN-1057) |
みちこさん、こんにちは。 みちこさん、感想をお聞かせくださってありがとうございます! >私も、10代の頃に読んでいたら、はまっていたかもしれないと思いました(^^) >久しぶりに読んだ本格的なファンタジーでしたが、おもしろかったです。 >私の場合、魔法の世界より男女関係が気になって、どんどん読み進みました。 よくわかります^^ スカーレットの恋があまりに鮮烈で、私もドキドキで読みました。 映画化されたら、女の子のハートを掴む作品になるだろうなと楽しみにしています。 魔法、恋愛、家族愛、新しい世界へ飛び込む勇気など、色々な要素が複雑に絡み合っていて、読む人によって、またその時の状況によって、心に留まるポイントがそれぞれ違うだろうなと思います。 ぜひみなさんの感想を伺ってみたいです♪ 私はスカーレットの恋にも夢中になりましたが、カラヴァルのお店にも興味津々でした。あんな不思議な世界に行ってみたいです。 またスカーレットとドナテラの物語を読めるかと思うと、続編の刊行が楽しみで待ちきれません^^ まなみ(WYN−1063) |
まなみさん、みちこさん、みなさん、こんにちは。 『カラヴァル』わたしも読みました。 何が真実で何が嘘なのか、もう読んでいるうちにわからなくなり、スカーレットと一緒に自分も完全に振り回されました(笑) 真実だと信じているものが、そうではないかもと思い始めると、何を信じていいのかわからなくなりますね。作者のガーバーはそのあたりの心理描写がとてもうまいと思いました。 恋愛模様、わたしもドキドキしました。 映画、ぜひ見てみたいです。カラヴァルの世界を映像で表現するとどんなふうになるのか、興味深々です。 続編も楽しみ〜。 ご紹介ありがとうございました。 MOMO(WYN-1013) |