Page 1623 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【やまねこ賞を振り返ろう会】第5回(2002年) edamame(WYN-2267) 17/3/10(金) 13:25 ┣Re:【や賞】『ぼく、もうなかないよ』(絵本) キジトラ(WYN-1060) 17/3/18(土) 10:23 ┃ ┣Re:【や賞】『ぼく、もうなかないよ』(絵本) ナウシカ 17/3/23(木) 9:41 ┃ ┃ ┗Re:【や賞】『ぼく、もうなかないよ』(絵本) キジトラ(WYN-1060) 17/3/23(木) 20:38 ┃ ┃ ┗Re:【や賞】『ぼく、もうなかないよ』(絵本) BUN 17/4/10(月) 21:34 ┃ ┃ ┗Re:【や賞】『ぼく、もうなかないよ』(絵本) キジトラ(WYN-1060) 17/4/11(火) 20:20 ┃ ┣Re:【や賞】『ぼく、もうなかないよ』(絵本部門5位) hanemi 17/5/26(金) 14:07 ┃ ┗Re:【や賞】『ぼく、もうなかないよ』(絵本) edamame(WYN-2267) 17/7/4(火) 14:49 ┗『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 モリー(WYN-1059) 17/4/7(金) 10:43 ┣Re:『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 みちこ(WYN-1057) 17/6/1(木) 14:33 ┃ ┗Re:『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 モリー(WYN-1059) 17/7/6(木) 10:47 ┗Re:『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 edamame(WYN-2267) 17/8/31(木) 22:26 ┗Re:『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 モリー(WYN-1059) 17/9/15(金) 16:36 ┗Re:『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 みちこ(WYN-1057) 17/9/15(金) 22:16 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【やまねこ賞を振り返ろう会】第5回(2002年) ■名前 : edamame(WYN-2267) ■日付 : 17/3/10(金) 13:25 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。 やまねこ賞の歩みを振り返る本企画、はやくも5回目となりました。今回ご紹介しますのは、第5回(2002年)やまねこ賞(読み物部門・絵本部門)の上位作品です。 2002年といえば、ソルトレイクシティー冬季五輪が行われ、スピードスケートの清水選手、モーグルの里谷選手らが活躍した年でした。また、多摩川にアザラシの「タマちゃん」が現れた、という話題もありました。 この年、どのような作品がランクインしていたのでしょうか。 ●読み物部門 1位『琥珀の望遠鏡』フィリップ・プルマン作/大久保寛訳/新潮社 2位『影の王』スーザン・クーパー作/井辻朱美訳/偕成社 3位『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 パム・M・ライアン作/こだまともこ訳/ポプラ社 4位『シャングリラをあとにして』マイケル・モーパーゴ作/永瀬比奈訳/徳間書店 5位『ローワンと伝説の水晶』エミリー・ロッダ作/さくまゆみこ訳/あすなろ書房 ●絵本部門 1位『コッケモーモー!』 ジュリエット・ダラス=コンテ文/アリソン・バートレット絵/たなかあきこ訳/徳間書店 2位『とどまることなく ― 奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース』 アン・ロックウェル文/グレゴリー・クリスティー絵/もりうちすみこ訳/国土社 3位『あたまにつまった石ころが』 キャロル・オーティス・ハースト文/ジェイムズ・スティーブンソン絵/ 千葉茂樹訳/光村教育図書 4位『ありがとう、フォルカーせんせい』パトリシア・ポラッコ作/香咲弥須子訳/岩崎書店 5位『ぼく、もうなかないよ』 サイモン・パトック文/アリソン・バートレット絵/ないとうふみこ訳/徳間書店 みなさまのお好きな本、思い出の本はありましたか? ぜひ、ご感想を本ツリーにつなげてくださいませ。 ※オールタイム部門・原書部門を含めた歴代やまねこ賞受賞作品および過去の投票の様子は、以下のリンクよりご覧になれます。 ttp://www.yamaneko.org/yn_award/index.htm#ayumi (※頭にhをつけてください) 第6回のやまねこ賞上位作品につきましては、2週間後にご紹介の予定です。 どうぞお楽しみに! 進行役チーム:edamame(WYN-2267) |
edamameさん、みなさん、こんにちは。 第5回やまねこ賞のご紹介をありがとうございます! >●絵本部門 >5位『ぼく、もうなかないよ』 > サイモン・パトック文/アリソン・バートレット絵/ないとうふみこ訳/徳間書店 絵本部門1位『コッケモーモー!』と同じ画家さんということで気になり、手に取りました〜 こちらも動物たちがかわいいです。ジャングルを舞台に、鮮やかな色彩が楽しい! お話は、大切な人の死がテーマとなっています。 死期をさとったかばさんのセリフは、声に出すと泣いちゃうかも……。 だいすきな友達との別れを悲しむさるさんの姿に胸がつまります。 でも、最後は笑顔になれる絵本です! 優しさを感じました。 キジトラ(WYN-1060) |
キジトラさん、edamameさん、みなさま こちら、『コッケモーモー』と同じ作家さんの作品なのですね! 訳者がないとうふみこさんということもあり、手に取ってみました。 「死」に限らず、人生にはたくさんのお別れがつきもの。 ちょうど今は春、お別れの季節でもありますね。 でも、お別れのあとには、必ず新しい出会いがある! 新しい友だちとの絆の中にも、古い友情が生きているところがステキ。 娘たちに読み聞かせたい一冊です。 ナウシカ |
ナウシカさん、こんにちは。 レスをありがとうございます! ナウシカさんがおっしゃるとおり、「死」にかぎらず「お別れ」という点で 子どもたちが共感できるお話ですね。 >新しい友だちとの絆の中にも、古い友情が生きているところがステキ。 本当ですね! かばさんと過ごした時間が、さるさんの財産になったのだなあと思います。 しんみりするけれど前向きな絵本、きっとお嬢さんたちもなにかを感じてくれそうですね。 キジトラ(WYN-1060) |
キジトラさん、ナウシカさん 読んでくださってありがとうございます。 すごーく久しぶりに自分でも読み返しました。いい絵本ですよね。 2002年なんですね。15年前か〜(絶句) 徳間の編集部に通って、編集の方と一対一で顔をつきあわせながら、一文一文ぜんぶ直していくという、ほんとうに今考えると申し訳ないくらいのOJTでした。 いくら感謝してもしたりないです。 ☆BUN(WYN-0003)☆ |
BUNさん、こんにちは。 コメントをありがとうございます! お話はもちろん、翻訳もすばらしいと思っておりました。 編集部に通って、じっくりと練り上げられたのですね〜 わたしは特に、かばさんの言葉づかいが、本当にいるおばあさんのようで大好きです! キジトラ(WYN-1060) |
キジトラさん、edamameさん、ナウシカさん、BUNさん、みなさん、。 >>●絵本部門 >>5位『ぼく、もうなかないよ』 >> サイモン・パトック文/アリソン・バートレット絵/ないとうふみこ訳/徳間書店 わたしも読みました。 『コッケモーモー!』と同じ画家さんなんですね。 こういう話だったのか……。 鮮やかな色づかいとは対照的に、しんみりした話でした。 hanemi |
キジトラさん、ナウシカさん、BUNさん、hanemiさん、みなさん 私も手にとってみました。 『コッケモーモー!』の画家のアリソン・バートレットさん、この年は2作が上位に選ばれていたのですね。 あちらがコミカルなお話なのに対して、こちらは本当にしんみりとしますね。 大事な人とお別れした後、後に残る何か……。 せつないですが、未来につながる希望がある所がいいなと思いました。スーザン・バーレイさんの『わすれられないおくりもの』を思い出します。 サルさんの表情、終わりの方では深みが増していて……、アリソン・バートレットさんの表現にもじんわりきました。 edamame(WYN-2267) |
edamameさん、みなさん、こんにちは。 >●読み物部門 >3位『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 > パム・M・ライアン作/こだまともこ訳/ポプラ社 こちら、ご紹介をきっかけに読んでみました。 馬が出てくる話っぽいなーと軽い気持ちで手に取ったところ、 実話を元にした、ある女性の生き様を描いた物語でした。 女性であることを隠さざるを得なかった時代のことを考えると、やるせない気持ちになりますが、ちょっと痛快でもありました。 モリー(WYN-1059) |
モリーさん、edamameさん、みなさん、こんにちは。 > >>●読み物部門 >>3位『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 >> パム・M・ライアン作/こだまともこ訳/ポプラ社 私も読んでみました。 すごくよかったです。一気読み!(ちょっとかけ足になってしまったけど) 実在した人物シャーロット・ダーキー・パークハーストの生涯をもとにしたフィクションなんですね。男装して馬を御すチャーリーことシャーロット、かっこいいです! この方のことをもっと知りたくなりました。 余談ですが、ニュージーランドにも、「チャーリーことシャーロット」が主人公の読み物が(私の知る限り)2つあります。どちらも男装して金鉱に乗り込む少女の話でした。 2015年カ賞受賞作 "Buffalo Soldier" の主人公もシャーロットでしたね。男装して騎兵隊に入隊する少女の話だと、メルマガのレビューで知りました。 ttp://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2015/07.htm#myomi1 なぜみんなシャーロットなんでしょう? 気になります(^^) みちこ(WYN-1057) |
みちこさん、edamameさん、みなさん、こんにちは みちこさんもお読みになったのですね! (反応がとっても遅くて、すみません〜^^;) >実在した人物シャーロット・ダーキー・パークハーストの生涯をもとにしたフィクションなんですね。男装して馬を御すチャーリーことシャーロット、かっこいいです! この方のことをもっと知りたくなりました。 そうなんです! かっこいいですよね^^ >余談ですが、ニュージーランドにも、「チャーリーことシャーロット」が主人公の読み物が(私の知る限り)2つあります。どちらも男装して金鉱に乗り込む少女の話でした。 > >2015年カ賞受賞作 "Buffalo Soldier" の主人公もシャーロットでしたね。男装して騎兵隊に入隊する少女の話だと、メルマガのレビューで知りました。 >ttp://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2015/07.htm#myomi1 > >なぜみんなシャーロットなんでしょう? 気になります(^^) わあ! 男装のシャーロット、多いですねえ! 全然、気づきませんでした。 なにか理由があるのかな? ほんと、気になりますね。 「シャーロット」(女性名)を愛称にすると「チャーリー」で、男女どちらにも使われる名前になるから?? モリー(WYN-1059) |
モリーさん、みちこさん、みなさん、 >●読み物部門 >3位『ライディング・フリーダム ― 嵐の中をかけぬけて』 > パム・M・ライアン作/こだまともこ訳/ポプラ社 遅まきながら私も読んでみました。物語の世界に引き込まれました! 馬と一緒に人生を切り開こうとするシャーロット(=男装してチャーリー)のゆく先がどうなるのか……ハラハラしっぱなしでした。 モリーさんがおっしゃるように、女性が自活するにはやりづらい時代・場所、という背景には切なくなりますね。女性には参政権も認められていなかった中で、シャーロットことチャーリーが投票するシーン、読み手の私までヒヤヒヤ緊張しました。 みちこさんの教えてくださった情報にもビックリです。 「シャーロットことチャーリー」のお話、ニュージーランドに2つ、アメリカにもこれと合わせて2つ、合わせて4つも(それぞれ違うお話で)あるのですね! 女性が男装するとなればシャーロット>チャーリー、というのは定番なのでしょうか。モリーさんが書いて下さったように名前の事情でしょうか……? edamame(WYN-2267) |
edamameさん、みちこさん、みなさん edamameさんもお読みになったのですね!(お返事、大変おそくなってしまい、すみませんっ) ほんと、ハラハラドキドキの連続ですよね。女だってバレたら大変ですし!! 名前の謎(?)は、ほんと不思議。物語での定番とかお約束みたいな感じなのかなあ。 どなたか詳しい方がいらっしゃったら、教えていただきたいです〜 モリー(WYN-1059) |
モリーさん、edamameさん、 「シャーロットことチャーリー」について反応してくださり、ありがとうございます(^^) 英語の名前をいろいろ思い浮かべてみても、こんなふうに使えるものはけっこうないですね。自然とこうなってしまうのかもしれません。 何か情報があったらまたこちらに書き込みますね! みちこ(WYN-1057) |