Page 1575 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】『ぼくのなかのほんとう』 ロールちゃん(WYN-2286) 16/3/29(火) 9:20 ┗Re:【新刊読み物】『ぼくのなかのほんとう』 えみりい(WYN-0041) 16/4/13(水) 11:59 ┗Re:【新刊読み物】『ぼくのなかのほんとう』 ロールちゃん(WYN-2286) 16/4/16(土) 21:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】『ぼくのなかのほんとう』 ■名前 : ロールちゃん(WYN-2286) ■日付 : 16/3/29(火) 9:20 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。 2月刊行の読み物をご紹介いたします。 『ぼくのなかのほんとう』The Truth of Me (パトリシア・マクラクラン作/若林千鶴訳/たるいしまこ絵/リーブル 2016.02) 音楽家の両親が2ヵ月間演奏旅行に出かけることになり、愛犬エリーとともに おばあちゃんのマッディの家で過ごすことになったロバート。母さんはぼくよりも バイオリンが大事だから演奏旅行にも連れてってくれないんだ、と、日頃から母親 との距離を感じていたロバートは、寂しさを募らせながらも、その思いを言い出せません。 ところが、あるきっかけから、ロバートは母さんの意外な一面を知ることになり・・・・・・。 自分の思いをなかなか言葉にできなかったロバートが、マッディや、マッディの主治医ヘンリーとのやりとりを通して少しずつ変わっていく様子に、何とも温かい気持ちになりました。 身近にいるから、家族だから、というだけで人はわかりあえるわけではなく、互いに思いを伝えあうことの大切さも教えてくれる作品です。 ロールちゃん(WYN-2286) |
ロールちゃんさん わたしも読みました。マクラクランらしい、いい作品ですね〜。 お父さんの影が薄いですが、あえてそぎ落として、だいじな部分が あざやかに伝わるようにしてあるんでしょうね。物語もいいですけど、 訳からも挿絵からも、それをすごくたいせつに作りあげてる感じが 伝わってきて、読み終わったあと、あらためて表紙にじっと見入って しまいました。 えみりい(WYN-0041) |
えみりいさん、みなさん、 こんにちは。 えみりいさん、レスありがとうございます。 >物語もいいですけど、 >訳からも挿絵からも、それをすごくたいせつに作りあげてる感じが >伝わってきて、 そうですよね。 わたしは、主人公の少年の心の動きが手に取るように伝わってくる一人称の 語り口に、ぐっときました。 カラーの挿絵のページも、眺めていると心が和みます! ロールちゃん(WYN-2286) |