Page 1288 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】クレイジー・サマー キジトラ(WYN-2259) 13/3/6(水) 14:01 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】クレイジー・サマー ■名前 : キジトラ(WYN-2259) ■日付 : 13/3/6(水) 14:01 -------------------------------------------------------------------------
みなさま 昨年の原書マラソンで出会った作品が邦訳されたので、どんなふうに訳されたのかしら〜と手にとりました。 『クレイジー・サマー』リタ・ウィリアムズ=ガルシア作、代田亜香子訳、鈴木出版、2013.1 "One Crazy Summer" by Rita Williams-Garcia, 2010 ★2011年コレッタ・スコット・キング賞作家部門受賞作 ★2011年ニューベリー賞オナーブック ★2011年スコット・オデール賞受賞作 ★2010年全米図書賞児童書部門最終候補作 ≪あらすじ≫ 1968年の夏、しっかり者の黒人少女デルフィーン11歳は、二人の妹を引き連れて、NYブルックリンから遠くカリフォルニア州オークランドを訪れた。7年前に家を捨てて出ていったきりの母セシルのもとで1か月すごすことになったのだ。祖母の反対をおしきって父親が決めたことだ。だが、詩人であるセシルは娘たちの訪問を迷惑がり、仕事場にしている台所への立ち入りを禁じて食事もつくってくれない。無料の朝食目当てに、姉妹はブラックパンサー党の教育プログラムに参加することに……。 原書で読んだときの印象はずっしりとしていて、母とはなにか、自由とはなにか、考えずにはいられませんでした。 邦訳はとても読みやすく(当たり前?)、ユーモアが全面に出ているように思いました。あっというまに、主人公たち姉妹の冒険に引きこまれてしまいます。 歴史的にも意義深いこの作品、輝かしい受賞歴に納得です。 キジトラ(WYN-2259) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@fch176054.fch.ne.jp> |