Page 1046 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊絵本】『熱気球 はじめてものがたり』 ワラビ 11/1/22(土) 16:47 ┗Re:【新刊絵本】『熱気球 はじめてものがたり』 ナウシカ(WYN-2165) 11/2/17(木) 14:46 ┗Re:【新刊絵本】『熱気球 はじめてものがたり』 ワラビ 11/2/17(木) 21:22 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊絵本】『熱気球 はじめてものがたり』 ■名前 : ワラビ ■日付 : 11/1/22(土) 16:47 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。 2006年コールデコット賞オナーブックの絵本の邦訳が出ています。 『熱気球はじめてものがたり』 マージョリー・プライスマン作 福本友美子訳 フレーベル館 2010.10 "Hot Air: The (Mostly) True Story of the First Hot-Air Balloon Ride" (2005) by Marjorie Priceman 1783年9月19日、ベルサイユ宮殿の前で、はじめて熱気球を飛ばす実験がとり行われていた。この熱気球を発明したのは、フランスのモンゴルフィエ兄弟。多くの人がつめかけ、ルイ16世とマリー・アントワネットも見守るなか、気球を熱するために火がたかれ、白い煙がもくもく出ている。ほら、かごをぶらさげた熱気球が、ふわふわとのぼりはじめた。あのかごって……? マージョリー・プライスマンは、躍動感あふれる生き生きとした絵で、実験の様子を伝えている。同時に、自分で紹介したベルサイユ宮殿の様子や、自分で描きこんだ当時の女性の髪形や犬に、「おっと、そんなことはどうでもよろしい」と自分で突っ込みをいれて、語り口は妙に軽妙。おやおや、そんな調子ですか〜と思っていると、読者の興味を、ぴたりとかごに集中させる。さて、この中には??? そう、原書タイトル副題の、(Mostly) に注目してほしい。空の上のことは、誰にもわからない。熱気球は無事に回収され、実験は大成功。中にいた○○○と○○○と○○○○も、無事だった。でも、空の上で起きたできごとは、誰にもわからない。そのだれにもわからない部分を、ゆかいに描いているのが、この絵本なのだ! 想像力にあふれていて、とっても愉快でとっても楽しい。是非、手にとってみてください。 ワラビ(wyn-1001) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.6; .NET C...@210-248-131-017.jp.fiberbit.net> |
▼ワラビさん: 読みました! 「ゆうかんなひこうしをのせた熱気球が……」と紹介文にあるので、どんな人(たち)が乗り込んだのかと思いきや! 空の上での出来事に文章をいっさい添えずに、本当にあったことと、あったかもしれないことをくっきりと区別するという手法が面白かったです。 ふふふ、でもこの<ゆうかんなひこうし>さんたち、いきなり空に舞いあげられ、さぞかし目をまわしたでしょうね。 ナウシカ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB720; .NET C...@softbank221021003011.bbtec.net> |
▼ナウシカさん、こんにちは。 フフフ、楽しまれたようで、良かったです! あったことと、あったかもしれないことの区別、 なるほど、そうですね。 あのお三方が乗ったのは、間違いないのですが、実際に空の上の様子は、どうだったのやら〜。案外と楽しんでいたのかもしれませんね。 私も乗ってみたいです。 『通訳・翻訳ジャーナル』誌上翻訳コンテストYA編の課題本に、熱気球が出てくるんですが、2つの作品はあまりに雰囲気が違いすぎて、実際に乗ったときに、私はどちらの作品を思い出すのやら、考えただけでおかしくなってきます。 ワラビ(wyn-1001) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.6; .NET C...@210-248-131-017.jp.fiberbit.net> |