Page 1023 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】『楽しいスケート遠足』 からくっこ 10/1/16(土) 22:13 ┗Re:【新刊読み物】『楽しいスケート遠足』 みちこ(WYN-1057) 10/12/18(土) 23:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】『楽しいスケート遠足』 ■名前 : からくっこ ■日付 : 10/1/16(土) 22:13 -------------------------------------------------------------------------
これを読んだらスケートに行きたくなりました! 『楽しいスケート遠足』 ヒルダ・ファン・ストックム作 ふなとよし子訳 福音館書店 ISBN 978-4834024470 定価 1300円+税 2009年10月 ★1935年ニューベリー賞オナー(原題 "A DAY ON SKATES") オランダの小さな村に、今年も本格的な冬がやってきました。すっかり凍りついて氷の道になった運河をたどって、先生に引率された16人のこどもたちが、スケート遠足にでかけます。村を離れて遠くの町へ行くなんて、こどもたちはほとんど初めて。靴にスケートの刃をくくりつけて、おべんとうを持って、1日がかりの大冒険のはじまりです。 20世紀前半に書かれた物語らしい、ゆったりとした時の流れ方がとっても心地よい作品でした。でも、退屈なのとは大違いで、ゆっくり過ぎていく時間の一瞬一瞬に、楽しいことやすてきなことがぎっしりたっぷりつまっています。 風を切ってすべる気持ちよさ、みんなで遠出する高揚感、休憩時間にたべるおやつのおいしさ、思いがけないできごとが起きたときの不安……こどもたちの気持ちが、じつにいきいきと伝わってきます。息をはずませ、ほっぺをまっかにした彼らの姿が見えるようです。 絵も作者によるものだそうです。表紙の絵をひと目見て、ああこの本はぜったいにわたしの好きな本だと思いました。こんなふうに、みんなで列になってスケートですべってみたいなあ。カラーの挿絵も何点か入っています。知らない国なのにどこかなつかしい風景が、うつくしく描かれています。作者はオランダ出身で、こども時代の体験が作品にも反映されているとのことです。 からくっこ(WYN-1050) <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.17) Gecko/2009122116 Fir...@eatkyo02059.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
からくっこさん、みなさん、こんにちは。 読みました! すごくよかったです。 懐かしい雰囲気も味わいつつ、時代が変わっても古びない良さがあるなあと思いました。 子どもたちがスケート遠足に出かけていくときのわくわくした気持ちと、だんだん暗くなっていく帰り道、早く暖かい家に帰りたいという気持ちの両方が、すごく伝わってきました。 挿絵もすばらしいですね。からくっこさんのレビューの通り、ほんとうにすてきな作品でした。 みちこ(WYN-1057) <Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_6_5; ja-jp) AppleWebKit/533.19.4 ...@FLA1Aal174.tky.mesh.ad.jp> |